実力派バンド[Alexandros]
ネイティブな英語と日本語を巧みに使い分けて、オルタナティブからメタル調まで様々なロックを聞かせてくれる[Alexandros]。
時にはキャッチーに時には爽やかに時にはハードに・・・曲によって印象が変わるのも彼らの魅力。
日本人離れしたセンスで日本ロック界を引っ張っていく実力派です。
[Alexandros]について
[Alexandros]はシリア育ちのボーカル・川上洋平とアメリカ育ちのベース・磯部寛之を中心に結成されたロックバンド。
ギター・白井眞輝、ドラム・庄村聡泰とともに4人組で2010年にデビュー。
稀代のメロディーメーカー、川上洋平が紡ぐのは美しく甘いメロディーからハードなロックチューンまでさまざま。
彼のハイトーンで優しいボーカルが合わさってかっこいい世界観が広がっています。
バンド名の[Alexandros]は「アレキサンドロス」と読みます(「アレクサンドロス」ではないので注意!)。
ファンの間では「アレキ」や「ドロス」と呼ばれていますが、この愛称は地域性が出ているようです。
主に東日本では「アレキ」、西日本では「ドロス」と呼ばれているんだそう。
「マック」と「マクド」のような違いですね。
大阪で「アレキ」と呼ぶと「ドロス」やろ!という突っ込みが入りそうなのでご注意を。
ちなみにバンド名についている括弧は「カッコつける」ということだそうです。
英語と日本語を操る彼の言葉遊び、面白いですね!
お洒落でかっこいい
彼らの魅力は音楽だけでなくそのファッション。
メンバー全員が髪型や服装にこだわりがあるそうで、テレビや雑誌出演時も私服だったりするそうです。
そして川上洋平はファッション雑誌「メンズノンノ」で連載をしており、彼が着ている洋服のブランドについての問い合わせが殺到するのだそう。
web上でも彼が着用した洋服のブランドについてのページが多く、ミュージシャンとしてだけでなくファッションリーダーとしても大人気です。
確かにどの写真をみてもスタイリッシュでかっこいいですね!
男性だけでなく女性にも人気があるのも納得ですね。
メタル調のハードな【Dog 3】
そんな彼らのDog 3は他のヒット曲とは少し毛色が違い、ハードなメタル調ロック。
イントロからズンズン響く、血が逆流しそうなハードなギターが響きます。
サビでは川上洋平のシャウトまでさく裂!
とにかく疾走感あふれ否が応でもテンションが上がってきます。
Dog 3の歌詞に注目
この曲は改名前の[Champagne]時代にリリースされた「Cat 2」の続編と言われています。
「Cat 2」がニートを揶揄した曲でしたが、今回は従順な「犬」をキーワードに会社勤めなどの社会の閉塞感を歌ったもののようです。
歌詞を解析していきましょう。
主人公は「犬」
I don't believe it but this is me
You know it's a fact that I'm a dog
and I'm sorry for barking at the door
But it's my job so let me go
出典: Dog 3/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
いきなり自分は「犬」宣言です。
今後の歌詞の展開が面白くなりそうですね。
頭を撫でて餌もくれた
あなたに尽くしていた
でも 心の奥底には疑問
Tell me
Am I a pet or slave?
出典: Dog 3/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平