【マスカラまつげ/DREAMS COME TRUE】大物オネエがMVに出演していた？！歌詞考察あり！

ドリカムに影響を受けているアーティストは多く、MISIA、中島美嘉などもドリカムファンを公言しています。

その他、倖田來未にとって歌手を志すきっかけとなったり、絢香は「決戦の金曜日」が大のお気に入りで、ドリカムのコンサートにもよく足を運んだそうです。

特に女性アーティストにとって、ドリカムの影響力は大きかったよう。

ドリカムの音楽性はもちろんのこと、吉田の厚みのあるボーカルが耳に残る人も少なくないことでしょう。

では隠れた名曲「マスカラまつげ」の歌詞をご紹介していきます。

いつからか、すれ違ってしまった二人。雰囲気が変わってしまったことに気づいているけれど、気のせいだと思いたい気持ち。

彼に会えるから頑張ってお化粧して、マスカラも丁寧に塗ってかわいく見せたかったのに、

彼の視線が自分に向いていないことに気づいてしまう。

二人の温度差に気づいた女性の切ない気持ちを表しています。

人の気持ちが変わってしまうのは、仕方のないことだと頭ではわかっていながらも、

もう一度自分に気持ちが戻ることを願いながら、お化粧をしてみます。

いつもとは違う自分を演出して、あなたの知らないこんな面もあるんだよ、と彼にアピール。

でもそれがわたしらしくないことに気づいてしまい、もうどうすることもできないのだと悟ります。

最後には「マスカラ」と「増すから」でさらりと韻を踏んでいます。

朝から2回もマスカラをやり直したのに、彼の前では涙がこらえきれなくてその努力もパンダ目に…。

彼とどうしても離れたくないのに、それを受け入れようとするいじらしい女性の姿がそこにはあります。

マスカラを頑張って塗った努力も、まだまだ消えない彼への思いがあることも、彼本人には伝わらないのに。

あまりに切なくて可愛らしい女性の姿を吉田が見事に描いていますね。

ドリカムには心を打つ名曲がたくさんありますが、この「マスカラまつげ」もタイトルからは想像ができないほど、切なく、繊細な心の動きを見事に表現しています。

何気ない日常のアイテムから、ここまで切ない心情を表せるのはやっぱりさすがドリカム！とも言えますね。