君が街を発つ前の日に僕にくれたお守り
それが今も輝いたまま君は旅に出ていった
今は何処で何をしているかな
心配なんかしていない
君のことだからな

出典: https://twitter.com/Kenshi_bot/status/926986025418735618

輝くお守り、これがフローライトなのでしょうか。

そばにいない君のことを思い出すときはあっても、心配することは何もない。

手元にある輝くお守りを見るたびに、安心しているのかもしれませんね。

君が思うよりも君は 僕の日々を変えたんだ
二人でいる夜の闇が あんなに心地いいなんて
この世界のすべてを狭めたのは 自分自身ってことを
君に教わったから

出典: https://twitter.com/CircleSongSong/status/926224817451425795

君は意識していないだろうけど、確かに僕の日々は変わった。

それは今この手元にあるお守りを見てもわかること。

この世界の全てを狭めたこと、これはMVで言う赤い化物に怯える男の子のことでしょうか。

自分の価値観の中でしか判断できず、見たことがないものを怖いものだと判断してしまう。

でも君は、そんな僕をよそに何も怖くないと自分から歩み寄っていった。

怖いと思うのは、目の前のものを知らないから、知ろうとしないから。

相手に向き合う大切さを、僕は君から学んだのでしょう。

一緒にいることで、自分の知らない世界が見えてくる、こんな素晴らしいことはありません。

君がフローライトである理由

フローライト こんなものが
世界で一番輝いて見えるのは
フローライト きっと君が
大切でいる何よりの証だろう
確かめていたんだよ僕らは
ずっと目には見えないものを
ふいにそれは何かを通して 再び出会う

出典: https://twitter.com/Kenshi_Yonezu_R/status/928157211724988416

もらったお守りをフローライトとするならば、サビではフローライトのことを【こんなもの】と表現しています。

しかし、その一方で世界で1番輝いて見えていることも事実

フローライトの価値ではなく、フローライトをくれた人のことまで含めて輝いて見えているのでしょう。

きれいな見た目ではない、中身があって初めてお守りは輝くのです。

そしてそんな気持ちになるのは、君のことを心から大切だと自覚しているからなのです。

見えないものを確かめるように一緒に過ごしては、また新しい世界を共有する。

そうして積み重ねた時間と思い出は、離れてしまったとしても、お守りを通して再び出会うことができるのです。

確証なんてのは一つもない
でもね僕は構わない
君が信じたことなんだから
僕にはそれで十分さ

出典: https://twitter.com/Kenshi_Yonezu_R/status/928157211724988416

確証がなくても進めるのは、君が見せてくれた世界が素晴らしかったから。

君の存在が僕の全てだ、ともとれるこの部分は、君への信頼と少しの執着が見える気がします。

君が信じたことだから、安心して進むことができる。

本当は悩んでいるのでしょう。しかし、この主人公にとって君こそがフローライトのような存在であり、凝り固まった思考を解き放つパワーを持っているのです。

自分の偏った気持ちではなく、君が解き放させてくれた本当の意志を僕は信じよう。それだけで十分なんだという意味なのでしょう。

MVでは最後に米津玄師が消えていなくなります。

悩んでいたこと、凝り固まっていた思考や気持ちこそが、MVの中では米津玄師だったのではないかと思います。

悩みを断ち切れるのは、君との時間があったから

人間生きていく上で、何かに縋ったり何かを頼ったりすることはよくあります。

「フローライト」の中では、それが一緒に過ごした時間と価値観、そしてお守りなのでしょう

幻想的なMVと合わせて考えると、「フローライト」の歌詞もわかりやすく見えてきます。

是非MVと歌詞を照らし合わせて、様々な解釈をしてみてくださいね。

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