時はチクタク 道はジグザク
経てこれからもよろしくな
満ちた日々を約束する だって
君を幸せにする義務があるんだ
出典: アタリマエ/作詞:TOC 作曲:TOC.3rd Productions
彼のこれまでで足りなかったものは、責任を自覚することでした。
本当であれば2人で協力して幸せな家庭を築くのです。
しかし結婚となると、彼女を守らなければならないという責任が重圧になり逃げてしまいます。
男女平等が進んできている現代でも、まだ男社会の風土は残っているのです。
そんなことから、彼女の人生全てを背負わなければならないという勘違いをしてしまいます。
結婚するということは、男1人で成り立つものではないのですが、彼は責任を背負う決心をしたようです。
これが幸せ
あなたの「当たり前」と
俺がきっとなってみせるから
隣にいるよ もう二度と離さぬように
あなたの「当たり前」と
俺がきっとなってみせるから
出典: アタリマエ/作詞:TOC 作曲:TOC.3rd Productions
彼女の必要不可欠な存在となるために、彼女とこれから寄り添い合うために、彼の眼差しは真剣です。
その真剣な眼差しは、彼女の心を動かすのに十分な動機となりました。
彼の気持ちが本物であると、彼女が納得するまであとわずかです。
あらためて気づいたこと
Hilcrhymeの「アタリマエ」で登場する彼は、彼女を説得しながらもまた気持ちを再確認しています。
彼が熱く語れば語るほど、彼女を愛する気持ちがわかるのです。
そんな彼の言葉を受けて、彼女はどう変化するのでしょう。
これからHilcrhymeの「アタリマエ」終盤の歌詞に入ります。
TOCの歌詞の世界を、存分にお楽しみください。
退屈な日常
君が居なくなってみて解って
いないと何もかもつまらなくて
ほら道が狭く暗くしぼみ
そんな日々はえらく辛く一人
照らしてくれた 君こそ光
出典: アタリマエ/作詞:TOC 作曲:TOC.3rd Productions
彼女のいない間の風景は、まるでモノクロの世界で何をしても面白くありません。
そんな世界をカラーに変えられるのは、彼女という太陽がなければならないと気づいたのです。
素直な気持ちを伝える彼をみて、彼女の表情は緩んでいきます。
道標
誰にもお前を渡しはしない
また道は俺が作るから
どうかこれからも照らしてくれ
出典: アタリマエ/作詞:TOC 作曲:TOC.3rd Productions
彼がこれからの2人の人生という道を切り拓き、その道を照らすことが出来るのは彼女だけです。
2人そろわなければ成り立たない、これからの人生。
手を取り合い協力して歩み続けると、彼は誓うのです。
導き
俺は側にいるよ (It's nothing special)
ずっと側にいるよ (It's nothing special)
手を取り合い歩いていこう
君が迷ってしまわないように
出典: アタリマエ/作詞:TOC 作曲:TOC.3rd Productions
人生という道を切り拓く彼は、彼女が迷わないようにしっかりと誘導しなければなりません。
しかし、これまでの彼とは違い、彼女の手を取り寄り添い続けるのは当然のこと。
再び彼女のか弱い手を握りしめられたなら、彼は決して離さないことでしょう。
変わらない気持ち
彼が彼女を必要とするように、彼女も彼を必要とする存在に必ずなると伝えます。
これは結婚ではとても大切なことです。
2人が結婚するには、生活するためのお金がなければ成り立ちません。
しかし、そのような現実的なことよりも、お互いの心の支えになれるのが長く幸せに暮らせる1番の秘訣。
これは理想ではなく、お金よりも大切なことです。