RADWIMPSの5thアルバム『アルトコロニーの定理』に収録された、「バグパイプ」の歌詞と和訳、そしてその解釈を紹介します。
はじめに
高い演奏技術と、
野田洋次郎(ヴォーカル/ギター)にしか描けない世界を描いた
楽曲とで、ファンの心を掴んでいます。
数ある彼らの
楽曲のうち、
『アルトコロニーの定理』に収録された
「バグパイプ」の歌詞とその和訳を紹介します。
2009年リリース『アルトコロニーの定理』に収録
ファンからの期待も非常に大きなものでしたが、それを優に上回る作品となっています。
「バグパイプ」は楽器の名前から
タイトルの「バグパイプ」は、世界中で用いられている木管楽器の名前です。
イントロのギターがバグパイプの音に似ていることから、このタイトルがつけられたといいます。
バグパイプそのものの音を聴いてみたいという方は、下記の
動画をご覧ください。
1番の歌詞&和訳を紹介
それではここからいよいよ、
「バグパイプ」の歌詞とその和訳を紹介していきます。
RADWIMPSの曲はそのまま直訳しただけでは意味が通らないことが多いので、ここでは筆者による意訳を記載します。
単語そのものの直訳には当てはまらない部分もありますが、一つの解釈としてご覧ください。
I was just hiding from the words you left behind
It makes me sick but also makes me feel alive
出典:
バグパイプ/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
"僕はただ、君が残した言葉の陰に隠れていた
その言葉は僕を憂鬱にした一方、生かしてもくれた"
Well did I never tried to provoke this case
I'm the one who was trying to prevent this fate
I was just doing fine making love with haze
Until you came and kissed me on my youth
出典:
バグパイプ/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
"僕は「こんな事」を引き起こそうなんて思ったことはなかった
僕はむしろ、この運命を避けようとしてたんだ
ただいたずらに愛を交わして、うまくやってただけだった
君が若かりし僕のもとへやってきて、キスをするまでは"
「君」と出会う前の人生を描いた歌詞
この曲の
歌詞には、
「僕」の人生観が描かれています。
「君」と出会う前の「僕」は、かなり適当な生き方をしていたようです。
「this case(こんな事)」「this fate(この運命)」と書かれているのが「君」との出会いでしょう。
明記はされていませんが、避けようとしたという表現があることから、おそらく「僕」は「君」のことを愛してしまったのではないかと思います。
それでは、続く歌詞を見ていきましょう。
Since I have trust myself whatever comes what may
From time to time my integrity comes in to play
出典:
バグパイプ/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
"どんなことが起こっても自分自身を信じると決めてから
ときどき、僕の誠実な心が働くようになった"
As I walk through the path of this world these days
Why did I never mentioned this huge mistakes
Well she told me its cuz of its awkward age
So that I have tried my best
出典:
バグパイプ/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎