絶望だけが君との……
そう「生きている」と言う絶望こそが君と僕とを結わえている野性
さあかつての少年少女等は分厚い諂いを着込んでいるころでしょう
ああ冷えて来た思い出してしまうのは君の無言の吐息の白さ/潔さ
出典: 野性の同盟/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
生きていることだけが、”君”と”僕”とをつなぐもの。
哀しいけれど、それだけが確かなもの。
離れて生きていることは絶望には違いないのに、逆にそのことだけが唯一の拠り所。
思い出すのは、やっぱり二人の間の沈黙だけ。
全てはそこに行き着いてしまうけれど。届かない手紙は、そんなことを思い出させます。
奇跡が生んだ「野性の同盟」
胸が痛くなるような、まるで思いを込めた独白のような世界観をもつ「野性の同盟」。
個性と個性がぶつかり合って出来た、奇跡の結晶のような曲です。
あなたは今、届かない、もう届けようのない思いを抱えていますか?
もしそうなら、思わず引き込まれてしまいそうな不思議な吸引力を持ったこの曲の魅力に、虜になってしまうことでしょう。
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