「恋におちて -Fall in love-」を作曲したのは、歌っている小林明子さん自身です。
というよりも、次のような話があります。
ドラマ放映より1年も前に当時音楽制作会社に勤務していた小林明子がある歌手のために作曲したが、その歌手が引退してしまった。しばらくして偶然にドラマ関係者の耳に入り、湯川れい子が詞をつけ、歌手を誰にしようかと検討したところ、デモテープ用に歌った声がいい、と作曲者自身が歌うことになった
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/恋におちて_-Fall_in_love-
作詞は湯川れい子
・アン・ルイス
・あゝ無情
・六本木心中
・中森明菜
・SOLITUDE
・ポリス
・ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ(日本語詞)
・松本伊代
・センチメンタル・ジャーニー
・ラッツ&スター(シャネルズ)
・ランナウェイ
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/湯川れい子
これらはほんの一部ですが、80年代には誰もが知っていた曲ばかりです。
そんな湯川さんがこの曲について、自身の体験も織り交ぜながら作詞したということでも話題になりました。
切ない歌詞
Darling, I need you どうしても
口に出せない 願いがあるのよ
土曜の夜と 日曜の
貴方がいつも 欲しいから
出典: 恋におちて -Fall in love-/作詞:湯川れい子 作曲:小林明子
土日になると家族のもとに帰っていく恋人、どんなにそばにいてほしくても口に出せないというところからも、家族のいる人を愛していることがわかります。
また、この曲は歌いだし部分の歌詞がすごく美しいので注目です。
もしも願いが叶うなら
吐息を白いバラに変えて
逢えない日には 部屋じゅうに
飾りましょう 貴方を想いながら
出典: 恋におちて -Fall in love-/作詞:湯川れい子 作曲:小林明子
部屋の中でも吐息が白いということは、暖房もつけないままなのでしょう。
そんな寒い部屋の中で恋人のことを思って、部屋じゅうに飾れるほど、バラの吐息をついている様子がわかります。
ひとりの女性
そして湯川さんがもっとも気持ちをこめたというフレーズがこの部分だそうです。
I'm just a woman
Fall in love
出典: 恋におちて -Fall in love-/作詞:湯川れい子 作曲:小林明子
「わたしもただの一人の女なんだから恋する気持ちは止められない」という思いが伝わってきます。