【パスピエ/トロイメライ】歌詞にはどんな意味がある？トロイメライは子供から大人への成長を表す？！

ところで…「トロイメライ」とはどういう意味があるのでしょうか？

「トロイメライ」は聞きなれない言葉ですよね。

パスピエが作った造語…？いいえ、そういうわけではありません。

「トロイメライ」は、有名な作曲家シューマンの組曲「子供の情景」にある「トロイメライ」からきています。

実は、シューマンの「トロイメライ」は「子供心を描いた大人のための作品」なんだそうです。

このことを知った大胡田なつきさんはパスピエの「トロイメライ」の世界観をイメージしたんだとか！

そのため「トロイメライ」の歌詞の中には「子供から大人への成長を表す」表現がたくさんでてきます。

パスピエの「トロイメライ」の歌詞を私の解釈と一緒に紹介します！

「トロイメライ」の歌詞のどの部分が「子供から大人への成長」を表しているのでしょうか…？

答えは、もちろん、歌詞の中にでてきますよ！

子供が聞いてはいけない内緒の話を大人から教えてもらいたいような…。

話を教えてもらったら、大人になってしまうのかな…。でも、内緒の話を知りたい！

早く大人になりたいけど、まだまだ子供でいたいような…。

こんなふうに、子供からどんどん大人になっていくときって、少し戸惑った方もいると思います。

子供の時には、頭で考えないでなんとなく覚えてたことが大人になるにつれて忘れてしまうこともありますよね。

まだまだ子供でいたいけど、世界はゆっくりと動いています。

子供から卒業しなくてはいけなくてはいけません。

…私もまだまだ子供でいたい！って大人になった今でも思っています（笑）。

髪を切って新しく生まれ変わって…。

そう！このフレーズこそ「子供から大人への成長を表している」ところなんです！

シューマンの「トロイメライ」は「子供の心を描いた大人の作品」ですよね。

大胡田なつきさんは、このことを知った時に「髪を切って生まれ変わる」という言葉が浮かんできたんだそうです。

そのためなのか「トロイメライ」を聴いていると、このフレーズが耳に残ります。

髪の毛を切ると気持ちを切り替えることができますよね。

子供でいたいという気持ちがあるけど、大人になる覚悟を決めなくてはいけない！

そんなときには、思い切って髪の毛をバッサリと切っちゃいましょう。

そしたら、新しい自分に出会えるかも！？

初めて携帯電話を手に入れた時、嬉しくて電話をかけてみた！どこにつながるんだろう？

修学旅行で乗った寝台列車で、近くに好きな人がいたけど寝たふり…ドキドキの気持ちを気づかないように…。

こんな思い出がある方もいるのではないでしょうか！？

大人から見ると些細なことでも、子供にとっては重大だったり楽しいことだったりしますよね。

でも、そんな楽しい子供の時間もゆっくりと大人に向かって動き出しています…。

もし、あなたの目の前に時計仕掛けの果実があったら、どうしますか？

時計仕掛けの果実をかじったら、時間を自由自在にできると知っていたら…どうしますか？

「どうして…どうして…時間は動くの…？」と思っていたら、時間を止めたい！と願ってかじってしまうはず。

そんなときに、タイムマシーンに乗って、大人になった自分が迎えに来たら…色々聞きたくなるはず。

いきなりアニメみたいな世界観になってしまいましたが…。

子供から大人への成長をする時期って、こんなふうに思ったことはないですか？

今、タイムマシーンがあれば、子供の自分を迎えに行って色々と教えたいな…。