「ディアハイヒール」とは?
アルバム「Sexy Power3」に収録
中島健人さん作詞のラブソング
中島さんは自身のほとんどのソロ曲で作詞や作曲を手がけていますが、この楽曲では作詞を担当しています。
中島さんの作詞した楽曲は恋愛をテーマにしているものが多くあります。
この楽曲も年上の女性への切ない恋を描いたラブソング。
憧れの女性に焦がれる気持ち
縮まらない距離
タメ口聞いてた僕 とにかく見て欲しかった
隣で過ごした時間 何故か距離を感じたよ
出典: ディアハイヒール/作詞:中島健人 作曲:森大輔
主人公の「僕」には憧れの人がいることがわかります。
しかしその人は主人公のことを相手にしてくれていないようです。
少しでもその人に近付きたくて、タメ口をきくことで対等な立場に立とうと背伸びをしているのです。
年上の人と話すとき、多くの人は敬語で話すのではないでしょうか。
タメ口で話すのはよほど仲良くならないと難しいものです。
その壁を無理やりにでも超えてタメ口で話すことで、他の人よりも気になる存在になるかもしれません。
可愛いと見られるか生意気と思われるか、微妙なラインですが、それでも相手の印象には残るでしょう。
そうして近づこうとしても、年が違う相手との関係性はそう簡単に変えることはできません。
埋まらない距離をもどかしく、そして悔しく感じているのでしょう。
記憶に焼きつく香り
ベットの上僕1人
忘れられないあなたの香り…
出典: ディアハイヒール/作詞:中島健人 作曲:森大輔
匂いというのは人間の記憶を呼び起こしやすいものです。
食べ物であれば、好きなものや嫌いなものは匂いだけでも判別できるでしょう。
それは人の匂いであっても同じなのです。
憧れの人の香りが忘れられず、その香りだけでいつでもその人を思い浮かべてしまう。
さらに香りは感情も呼び起こすので、その人への恋心さえ浮かんできてしまうのです。
そうした片思いの苦しさが表現されています。
手の届かない女性
ハイヒールを履いた女性
ハイヒールを履いた君はもう届かない場所にいて
微笑みだけを残すから
大嫌い? 大好き?
僕わからないよ
出典: ディアハイヒール/作詞:中島健人 作曲:森大輔