「・・誘ってんじゃね?」 (Fuh!)
やんちゃユアボディ (Fuh! Fuh!)
どうせならばビーチに踏み出せ
高気圧プリーズ (Fuh!)
ドキリと胸鳴らせ (Yeah!)
真夏の俺らは罪・罪・罪なのさ! (いや〜〜ん)
出典: 罪と夏/作詞:高木誠司 作曲:Dr.Dalmatian
詞的な一面から一転して、「軽い」「チャラい」と言われてしまいそうな言葉が並びます。
恋の季節でもある「夏」は、男に罪な恋心を持たせるのでしょうか。
夏休み気分の中で弾けちゃっている男の気持ちが表れています。
夏の海で「君」に恋しちゃった
マジだぜ?
君は「思い出」じゃなくて「好き」になってよ (え?)
何度も何度も心を吹き抜ける
キスマーク飛ばす南風
今、君の八月の全てくれないか? (はーイ)
波の隙間 おぼろな夢を見て
踏み越えた ハートの防波堤
陽炎 燃えろ 一夜限りの過ちでも
・・ほら夏だしさ?
出典: 罪と夏/作詞:高木誠司 作曲:Dr.Dalmatian
軽いノリの恋ですが、「君」を誘う口説き文句は「『好き』になってよ」という真剣なものではあるようです。
でも「キスマーク飛ばす」のような部分もあって、チャラい印象は拭えませんね。
「一夜限りの過ちでも~」と訴えているあたり、やっぱりこの恋心は「罪」なようです。
真夏の空の下で舞い上がっちゃう
ただ見とれた恋のビーナス
白い雲を溶かして行く
青色に浮かび上がる心模様
くびれ 想像しちゃう
夢の様な甘い午後を
夏がほら 君を誘うがままに…
出典: 罪と夏/作詞:高木誠司 作曲:Dr.Dalmatian
男らしい視線と想像力が印象的ですね。
白い雲が溶けて行くように、彼のハートもとろけてしまっているようです。それもこれも暑い「夏」が彼を罪な男にしているせいでしょうか。
1人で妄想を膨らませて舞い上がってしまっている様が情けなくも可愛らしいです。
・・て、おい! そこのメンズ! (Fuh!)
声かけてんじゃねぇ!!(Fuh! Fuh!)
置いてけぼりビーチ 罠だらけ
ナンパ注意 プリーズ (Fuh!)
迫る魔の手かわせ (Yeah!)
真夏の女神よ 罪・罪・罪な女! (そうですね!!)
出典: 罪と夏/作詞:高木誠司 作曲:Dr.Dalmatian
自分のことは置いておいて他のメンズに牙をむく罪な男。
夏の海は皆ライバルで、その中では男同士のサバイバルがくり広げられます。
そんな戦いを呼び起こす罪な女。「美しさは罪」とも言いますが、確かに歴史上では1人の女性を巡って戦争が起きたような例もあります。
ただ美しいというだけでもときには罪なことのようです。罪な男と罪な女によって、真夏の海は罪深い場所へと変わっていきます。
熱くて軽いラブコール
ダメだぜ?
君は誰かにじゃなく 僕に笑ってよ (プリーズ!)
夏の魔物 手の平ひるがえり
入道雲 遠くの夕立
ヤダ! 君が 八月 泡沫の夢なんて (ノ〜〜!)
赤く焼けた心が揺れている
マジ遠いぜ ハートの水平線
サマーガール 君が今選ぶなら
「そりゃ僕だぜ?」・・とか無理だしな
出典: 罪と夏/作詞:高木誠司 作曲:Dr.Dalmatian
「君」は誰にふり向くのか。誰に笑いかけてくれるのか。
ライバルの多い夏の海では、「僕」の恋が泡沫の夢に消えてしまう可能性も大いにあります。
乗り越えなければいけないハードルは「ハートの防波堤」から「ハートの水平線」へと、ずいぶん遠いものになってしまったようですね。
歌詞の中のパーティータイム
運命サンセット・・これぞ一夏の恋! オ〜〜
プレイバック! 騒げ SUN SUN サマーディーバ!
さぁさ今こそ燃え燃えよ
SAY “アモーレ!” (アモーレ!)
SAY “パーティーガール!” (パーティーガール!)
さぁ、みんながみんなが真夏にゾッコン☆ (Yeah!)
出典: 罪と夏/作詞:高木誠司 作曲:Dr.Dalmatian