「僕らの夏の夢/山下達郎」の歌詞に青春を思い出す？！映画『サマーウォーズ』主題歌♪【動画あり】

まずは導入部分です。

「あの丘の向こう」という言葉から始まっていく歌詞からは広がる自然が想像できます。

映画「サマーウォーズ」の舞台は長野県上田市と言われています。

映画の中でもそれを彷彿とさせるシーンが数多く出てきます。

そこにある広大で美しい自然の中で、時を忘れ、周りの音も遮断するほどに君を強く感じる姿が描かれた冒頭になっています。

そして、見つめ合った視線の先で心が繋がります。

気持ちを共有し、手を繋ぎます。

これは心が繋がったことで、見つめ合った2人は両思いになったのではないでしょうか。

それを「小さな奇跡」と呼んでいると考えられます。

しかし、奇跡を信じるというのは難しいものです。

ここでは前向きに信じることを伝えていく歌詞になっています。

不安な君にも希望の光が差すこと、そして、そこには僕がいて、それはずっと前から決まっていたこと、だから安心していいんだよと伝えてくれているように感じます。

そして、信じていればこそ、たとえ何が起こったとしても、強い気持ちで立ち向かっていくことができます。

しっかりと心と心で繋がっていれば、そして、手を繋いでいれば、決して2人は離れることはないのです。

その約束を忘れないように、夏という季節と共に心に肌に刻んでおこうとするような歌詞になっています。

さらに包み込んでいくような夏という季節を「母」になぞらえて「Mother of summer」と表現しています。

そして、約束を繰り返すかのように「We are together」と私たちは一緒だと伝える締めくくりになっています。

いかがでしたか？

「僕らの夏の夢」の歌詞は映画「サマーウォーズ」の世界観を踏襲しながら、夏という季節を肌に刻むように、小さく熱を持った恋を心に刻んでいく青春を感じる歌詞になっていました。

夏になったら「サマーウォーズ」が観たくなるのと同じく、夏に聴きたい楽曲になっています。

ぜひ映画「サマーウォーズ」と共に、「僕らの夏の夢」を聴いてみてください。

グッとその世界観が深まるのではないでしょうか。

映画の世界観を深めるのに役立つのが主題歌の歌詞です。

その逆もまた真なりで、歌詞の意味を深く理解するためには映画のストーリーを追うのがセオリーではないでしょうか。

一年に一度巡ってくる夏という季節。しかし同じ夏はもう二度と巡ってきません。

だからこそ夏は輝いている。そう考えると人間の一生にも重なる部分があるような気がしますね。

映画『サマーウォーズ』を観た後に「僕らの夏の夢」を聴くと、それほど重要だと思わなかった言葉が重い意味を持ちます。

ぜひご覧になってください！