シブヤディビジョン「Fling Posse」有栖川帝統の魅力とは?
生粋のギャンブラーである彼のキャラソンをチェック!
18人の声優が演じるキャラクターが、ラップバトルでしのぎを削るプロジェクト「ヒプノシスマイク」。
アニメやゲームファンのみならず、今や音楽ファンからも注目を浴びる一大プロジェクトです。
今回ご紹介するのは、そんなヒプノシスマイクの主要人物の1人。
シブヤディビジョン「Fling Posse」に所属するメンバーである、有栖川帝統の楽曲【3$EVEN】です。
タイトルの読み方は「スリーセブン」。
本来英語のSである部分が$(ドル)マークになっているのも、彼のギャンブラーらしさを象徴していますね。
「Fling Posse」の雰囲気も押さえておいて♪
実際の楽曲は、こちらの「Fling Posse」のシングルトレイラーで一部聴けるようになっています。
前述したように、この曲の主人公となる有栖川帝統は生粋のギャンブラー。
持ち前の強運でこれまで生きてきましたが、時には自分の命すら賭けの元手にするほどのギャンブル狂です。
そんな彼の曲のイントロは、まるでスロットの演出を思わせるようなサウンドから始まります。
歌詞の随所にも、ギャンブルや賭博にまつわる歌詞がたくさん散りばめられているようですね。
その中に時折紛れ込んでいるのは、これまで自分1人の力で生きてきた彼の生き様や信念。
有栖川帝統とは、一体どのような人物なのか?
なお、重複する歌詞については一部省略してご紹介していきましょう。
早速歌詞を見ていこう
ギャンブル狂は今日も自分の勝利を夢見て
Enter the stage!! 栄光への扉が開いた
雲一つない晴天 絶好の完勝日和をLight up
手招いてるGame board 今日の相棒 It's alright
お前が天使でも悪魔でも良いだろう
主導権はあくまでもmeだboy?
出典: 3$EVEN/作詞:森心言(Alaska Jam,DSC) 作曲:BADDHASTEP,森心言(Alaska Jam,DSC)
正真正銘のギャンブラーとして、有栖川帝統は日々様々なギャンブルに明け暮れています。
パチンコ、競馬、ボートレース、時には法律に触れるカジノや賭場にも出入りしている様子。
もちろん負けて素寒貧になることもあるでしょう。
しかし、最初から負けるつもりでギャンブルをやる人間なんてこの世にはいません。
彼自身も、いつだってギャンブルに向かう時は大勝ちして帰る自分の姿しか想像していないのです。
本日は卓の上でのギャンブルをチョイス。
ブラックジャック、ルーレット、ポーカー、それともバカラでしょうか?
どんな賭けをしていても、どんな人物が相手であろうとも。
ギャンブルで勝ちを引き寄せる人間は、いつだって主導権を握っている側なのです。
上限MAX 3枚のコインでB.E.T
でも浮き足立ってる訳じゃなく 基本はDDT
「そう信じる者は救われる この俺ならきっと報われる」
疑いもしない幼気な眼を光らせてるハイエナ
出典: 3$EVEN/作詞:森心言(Alaska Jam,DSC) 作曲:BADDHASTEP,森心言(Alaska Jam,DSC)
BET(ベット)とは、ギャンブルで使われるコールの1種。
賭けに乗った、その金額で勝負しよう、という意思を示す言葉ですね。
DTTも同じくギャンブル用語で、よくパチンコの勝利法として使われるものです。
これは小さな役を少しずつ回収していき、確実に勝ち金を積み上げていく方法。
大きな役を派手に狙う、ハイリスクハイリターンとは真逆の戦法ですね。
自分は必ず勝って帰る。その為にまずは少しずつ、着実に掛け金を増やしていこう。
自らの勝利を確信し、チャンスを逃さず掴もうと目を鋭く光らせている。
さながら美味しいところを逃さない肉食獣ハイエナのような、そんな彼の姿が目に浮かびます。
ここから先はDead or Aliveの世界!
一か八か 伸るか反るか 派手に大博打
吉か凶か 半か丁か 勝てばso バブリー
成功か 迷走か 一歩間違えればゲームオーバー
I am foolish? へぇそうか
ならぶっ壊す予定調和
出典: 3$EVEN/作詞:森心言(Alaska Jam,DSC) 作曲:BADDHASTEP,森心言(Alaska Jam,DSC)
一番シンプルなギャンブル。それは赤か青か黒か白か、二択のどちらかから選ぶ、というものです。
古今東西、そのシンプルなルールは非常に多くの賭け事に採用されていますね。
皮肉なことにギャンブルに身を投じた人間の行く末も、言ってしまえば二択のみ。
勝つか負けるか。そのどちらかしかないのです。
もちろん勝てば何も問題はないのですが…問題は負けに転がった時。
負けのまま終わるのか、それとも負けを勝ちに転ずるため抗うのか。
多くのギャンブル好きがこれまで後者を選んできました。そしてそれはきっと有栖川帝統も同じ。
そんな彼らを、普通の人はきっとバカだなあと笑うことでしょう。
なぜなら大体の場合そこから勝ちに転ずることはなく、より負けが込むのがお決まりの流れなのです。
しかし彼は、そんな「お決まりの流れ」など知ったこっちゃありません。
むしろ生粋のギャンブラーにとっては、そこからが本当のギャンブルの始まりなのですから。
Make some noise!!
鳴り響く勝利のファンファーレ
これぞRoman of the man
最後に笑うのは誰?
出典: 3$EVEN/作詞:森心言(Alaska Jam,DSC) 作曲:BADDHASTEP,森心言(Alaska Jam,DSC)
「盛り上がっていこうぜ!」
こうなってからがギャンブラーの真髄を発揮する時です。
窮地からの大逆転、それこそ男が誰しも一度は思い浮かべる夢。
最後に笑う自分の姿を思い浮かべ、彼はひたすらにコインをベットし続けます。