「止まらない」ではなく「止まれない」という言葉を使うことで、否応なしに高まっていくテンションを表しています。
さらにこのパートでは、注目すべき箇所があります。

ハモりに注目

「真夏のSweetest honey」の箇所を歌っているのは知念ですが、その後ろで低音のハモりが入っています。
実はこれ、単なるコーラスではなく、メンバーの薮の歌声なのです(レコーディング映像で確認することができます)。
メンバー内でも随一の歌声を持つ薮ですが、このハモりは彼の新境地ということができると思います。
それでは、続けてサビの歌詞を見てみましょう。

Jump in love ほとばしるSmile
もっともっとアツくなれ
Jump and splash 燃え尽きるまで
Heat it Heat it 駆け抜けろJUMPing CAR

出典: JUMPing CAR/作詞:KOMU 作曲:原一博

グループ名にも含まれる「Jump」が何度も登場する、アルバム表題曲らしい歌詞ですね。
「アツくなれ」「燃え尽きるまで」「Heat it」と、夏を思わせる言葉が繰り返し用いられています。
アルバムがリリースされたのは6月でしたから、来るべき夏に向けて気分を盛り上げるには最適の1曲だといえるでしょう。

夏が待ち遠しくなる2番

Do you make it? Clap! Clap! 波に乗っかってBounce! Bounce!
ア チチチ 砂浜 Jump! Jump! Jump! Jump!

汗かいてGood! 冷房なんてBoooo!!
キミを焦がすまで離さない

出典: JUMPing CAR/作詞:KOMU 作曲:原一博

海に到着したのか、手を叩いたり、サーフィンをしたりと楽しむ様子が描かれています。
「ア チチチ」の部分は有岡が担当。
元気いっぱいに夏を楽しんでいた有岡が、灼熱の砂浜に驚き、飛び跳ねる様子が目に浮かびますね。
また、「キミを焦がすまで離さない」と歌うのは伊野尾。その声に、ドキっとしてしまったファンも多いのではないでしょうか。
このパートだけを見ても分かるように、この曲の歌割りは、メンバーそれぞれの性格をかなり表しています。

ちょっとロマンティックな夕方に

夕暮れ空に ハートズキズキ
Don't say good-bye, baby 真夏のLovely magic
純情Burning Burning
もう止まらないSpeed 突き抜けて

出典: JUMPing CAR/作詞:KOMU 作曲:原一博

太陽の下の楽しげな雰囲気から、夕暮れ時へと場面が変わりました。
「一夏の恋」「夏の魔法」なんて言い方をすることもありますが、夏の海には不思議な魔力がありますよね。
ここでも「真夏のLovely magic」という歌詞が登場。
無邪気にはしゃぐだけの昼間から一転、ちょっと切ない風景が浮かび上がってきます。

Dive in love 恋すればSo shine
もっともっと輝いて
Jump and shout 愛をめがけて
Shake it Shake it 跳ね回れJUMPing CAR

出典: JUMPing CAR/作詞:KOMU 作曲:原一博

それでもやはり、夏は楽しいもの。
歌詞に出てくる若者たちも、無邪気に夏を楽しみきろうとしている様子です。
「跳ね回れ」という言葉は、まさにHey! Say! Jumpにうってつけ。
聴けば聴くほど、彼らにぴったりの楽曲なのではないでしょうか。
この曲はこの後、さらに何度かサビを繰り返し、最後までハイテンションのまま終わっていきます。

最後に

「JUMPing CAR」というタイトル通り、ドライブにぴったりなこの曲。
聴いているだけで、なんだか気分が高まってきますよね。
メンバーの楽しげな表情も、目に浮かんでくるようです。
これからの季節、海に向かう道中で聴いても良いかもしれませんね!

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね