家入レオ【DUO】アルバム収録曲紹介！ファンおすすめ曲はこれ！「もし君を許せたら」等の人気曲も解説！

本当の自分を見せずに偽りの姿で生きていくこと。

強くないのに強がって見せること。

生活の中で真逆の自分の存在を感じることはありませんか？それこそがバイカラーです。

2色がお互い妥協して混ざり合うことは、恐らくないのでしょう。

1色だけを身にまとって生きていけたら、少しはラクなのかもしれませんね。

6曲目『Whenever』は木村友威がひとりで作詞に携わっています。

まるで文学作品を読んでいるかのような詩的な歌詞と都会的なサウンド。

しかしミスマッチにならないところから、クリエーター陣のスキルの高さが窺えます。

相思相愛の均衡が崩れ始めたとき。修復しますか？崩壊を見届けますか？

この曲では、相手をいたずらに想い続けることが愛だと規定していません。

相手を想うのではなく、相手の「幸せ」を想うのが愛だと歌います。

相手には旅立ちに必要な切符を渡し、自分は崩壊を見届ける。

それも立派な愛なのでしょう。

どこか初々しいといいますか、女の子らしい甘さを含んだ声が印象的なのが7曲目『Neon Nights』です。

この曲を提供したのは超個性派バンド・相対性理論の永井聖一。

キュートでポップな歌詞なのかと思いきや、そうでもないようですね。

まるで映画のワンシーンのような夜の煌めきの中にいるふたり。

自分たちのために設えられた舞台なのでは？と勘違いをしてしまいそうですね。

今度会ったら想いを告げよう、なんて心に決めていても意味を成しません。

言葉にせずとも分かってしまうのでしょう。

お互いの背後に光るネオンサインが真実を教えてくれているのかもしれません。

わずかにかすれるハイトーンボイスに不安定さを感じる『JIKU』。

作曲を担当したのはシンガーソングライターの小谷美紗子です。

トリオを組む玉田豊夢がドラムとして参加しています。