家入レオ【DUO】アルバム収録曲紹介！ファンおすすめ曲はこれ！「もし君を許せたら」等の人気曲も解説！

大人という生き物に騙されまいと躍起になる多感な時期を経験した方は、共感できるかもしれません。

大人びた思考を持つ同級生に憧れた経験はありませんか？

大人びていながらも、大人と子どもの境界線を引こうとしない人。自由に生きている人。

現代ではそれを「カリスマ」と表現するのでしょう。

カリスマは多くの人が憧れるイメージですが、この曲では主人公だけが憧れているようですね。

その人が語る世界が唯一の世界だと信じて疑わない主人公。

この人とともに大人になれたら……。そんな意味を感じます。

『Spark』を聴いて、家入レオの「声の七変化」にハッと息を呑んだ方がいるのではないでしょうか。

高音域の透明な歌声と対を成す丸みを帯びた声音。この曲の中に、何人の家入レオを見つけましたか？

『Spark』はパラスポーツを題材にしたアニメ「アニ×パラ」のために書き下ろされました。

家入レオ自らが作詞・作曲双方を手がけています。

打ち込みたいものがあるのに、時には少し面倒に感じてしまうことは誰にでもあります。

何かやろうとしたときに、君には無理だと止められることも。

やりたくないのにやめられない、やりたいのにできない。そんな心境で見る海は、きっと海でしかないのでしょう。

面倒に思う自分に打ち勝ち、周囲の声を押し切って自分自身を貫いてみましょう。

いつか見た海とは、全く違ったものに見えるかもしれません。

女性らしくエモーショナルな歌声に聴き入ってしまうのが10曲目『Bouquet』です。

サビのメロディからも歌詞からも強いメッセージ性を感じます。

「ブーケ」は誰が誰に渡すものなのでしょうか。

大切な人との別れから立ち上がろうともがき苦しむ「あなた」。

ここで歌われている別れは恋愛を指すのか、永遠の別れを指すのかは分かりません。

他人が簡単に共感したフリをしてはいけない領域なのだ、ということは歌詞から読み取れます。

その人が自分の足で、自分の力で立ち上がり、歩き出そうとしてもなお言葉が出ないのです。

ですから伝えたい言葉を花束として贈るのでしょう。

いつかその花を花瓶に活けたとき、瑞々しく咲く主人公の想いが相手に届くのでしょう。

低く重く響くピアノの音が楽曲の世界観をより魅力的に演出しているのが『この世界で』です。

アニメ映画のテーマソングとしてご存知の方も多いのではないでしょうか。

この楽曲を提供したのは、元Galileo Galileiの尾崎雄貴。

これまでにも家入レオの楽曲を複数手がけています。