家入レオ【DUO】アルバム収録曲紹介！ファンおすすめ曲はこれ！「もし君を許せたら」等の人気曲も解説！

ふたりの間で起きた衝突も、愛を形作るひとつのパーツと感じられるのかもしれません。

例えふたりが向かい合っていなくても、時には別々の方を向いていても主人公は真っ直ぐに愛を叫んでいるのでしょう。

例えふたりが離れてしまっても、それは変わりません。

『サザンカ』は小谷美紗子がアレンジャーとして、玉田豊夢がドラムで参加しています。

家入レオが思わず涙してしまったというアウトロのピアノの旋律は、誰もがグッとくるはずです！

つややかな緑の葉と、濃い桃色の花びらが幾重にも重なる花、山茶花（さざんか）。

家入レオはこの花をタイトルに冠し、何を歌ったのでしょうか。

人為的に花が折られてしまっている様子を見て悲しむ母親。

ここでは「母に似ている」と歌っていますが、サザンカの花にも自らを投影しているのではないでしょうか。

折れないように、落ちないように守ってくれる母は今そばにいない。ならば誰が自分を守るのか。

それは自分自身なのです。でも、そんな強さはまだ持っていないのでしょう。

サザンカである自分を守ってくれていたのは母親です。折れてしまえば母は泣いてしまいます。

母を想い、決して折れないように強くあろうとする娘の姿が目に浮かぶ楽曲です。

すでに成人している女性を「少女」と呼ぶのは少し失礼なことかもしれません。

しかし、10代でデビューを果たしてから今までの平坦ではない経験が、曲や歌詞に染み込んでいるように感じます。

だからこそ、少女であり女性であるという表現がぴったりだと感じるのです。

これから先もその双方を持ち続け、魅力的な楽曲を沢山生み出してほしいですね。

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