「ユメひとつ」は刀ミュ2組目のユニットが歌う楽曲
ユニット・刀剣男士 team新撰組 with蜂須賀虎徹
今回ご紹介する「ユメひとつ」を歌うのは、刀剣男士 team新撰組 with蜂須賀虎徹。
刀ミュこと「ミュージカル『刀剣乱舞』」史上2組目のユニットです。
彼らは「ミュージカル『刀剣乱舞』~幕末天狼傳~」に出演した6振となります。
刀ミュを観てないよという方に説明すると、この「幕末天狼傳」公演は新選組のお話。
新選組に縁のある加州清光・大和守安定・和泉守兼定・堀川国広・長曽祢虎徹。
それに虎徹の真作である蜂須賀虎徹の6振が出陣した公演となります。
初披露は「阿津賀志山異聞」公演
「ユメひとつ」は「幕末天狼傳」公演の楽曲ですが、初披露は前作にあたる「阿津賀志山異聞」です。
「阿津賀志山異聞」公演の大千秋楽に、サプライズ演出として次回作の6振が登場。
そしてこの「ユメひとつ」を披露したのです。
なので、「阿津賀志山異聞」から刀ミュを追っていた審神者にとっては、とても印象深い1曲ではないでしょうか。
「幕末天狼傳」が描いたもの
「ユメひとつ」の世界をより味わうために
「ユメひとつ」の歌詞を解説するにあたり、この曲が歌われた「幕末天狼傳」のあらすじに簡単に触れたいと思います。
というのも、刀ミュはミュージカル作品です。
歌詞を紐解くためには、まず公演の内容を知ることが大切なのです。
簡単なあらすじ
今回の公演、敵である時間遡行軍の狙いは新選組を結成させないこと。
敵の狙いを阻止するために、刀剣男士たちは新選組結成より前の時代に飛び暗躍します。
彼らの活躍もあり、新選組は結成され、池田屋事変や沖田総司の病など歴史通りに物事が進んでいきます。
そして近藤勇の処刑までが描かれました。
時間遡行軍は、沖田総司の心の闇に取り憑き、近藤勇の処刑を阻止しようと企てます。
近藤勇が処刑されなければ、歴史が大きく変わってしまう。
刀剣男士たちは近藤勇をこの時代で亡き者にしなくてはならないのです。
近藤勇は、ある刀にとってはかつての主、ある刀にとってはかつての主が心から敬愛していた人。
刀剣男士として主命を背負った彼らは、葛藤しながらも近藤勇の首を落とすのです。
とうらぶファンはもちろん、新選組ファンにとっても涙なしでは観られない物語でした。
「ユメひとつ」は今作のテーマ曲
「ユメひとつ」が歌われたのは、ライブパートの2部のラスト。
公演を締めくくる1曲として披露されました。
「幕末天狼傳」のあらすじをぎゅっと詰め込んだ楽曲なのです。
さあ、あらすじを予習したところで歌詞の解説に入りたいと思います♪
印象的なイントロ
刀ミュの2部はライブパート。
オリジナル衣装でアイドルのコンサートさながらのパフォーマンスを披露します。
しかしこの「ユメひとつ」を歌う前に、本来の刀剣男士の衣装に戻ります。
イントロが流れると6振が儚げなメロディを口ずさみながらセットの階段を降りてくるのです。
その姿が印象的なので、公演映像を観る機会があればぜひ注目してみてください。