GACKTの「SEASONS」は、浜崎あゆみの「SEASONS」公式PVと対照的に冬の恋物語を描きます。
女優・監督というそれぞれの道を目指す男女の出会いと別れ。
その物語を受けて粉雪の中、熱唱するGACKTがカッコいいの一言。
GACKTのPVを撮影しているという設定で恋物語に登場する監督の男性がその場にいるのですが、なんとも音楽の中に溶け込んでいて素敵な演出ですね。
「SEASONS」の感動歌詞を考察
希望をほのかに感じる失恋ソング
今日がとても悲しくて
明日もしも泣いていても
そんな日々もあったねと
笑える日が来るだろう
出典: SEASONS/作詞:ayumi hamasaki 作曲:D・A・I
「SEASONS」は「今はどんなに悲しくても、きっといつか笑える日が来る」というメッセージを伝えています。
季節が巡ることで時間の流れを表し、楽しかった日々を振り返り佇む姿が浮かぶようなバラードですね。
目標と現実の差に触れたメッセージも深い
それでもいつか君に話した
夢に嘘は一つもなかった
出典: SEASONS/作詞:ayumi hamasaki 作曲:D・A・I
「SEASONS」には、夢と現実の差に気付いて立ち止まってしまった歌詞が描かれています。
そして、立ち止まってしまった自分を見つめていた「君」という存在もいます。
諦めてしまったり、甘えて手放してしまった目標が誰でも一つはあるのではないでしょうか。
そのとき側にいてくれたけれど、今はいない、という大切な人も…。
そんな人生の後悔と失意、そして次に進む力を歌っている「SEASONS」はとても深い感銘を与えてくれるのです。
それでも時は季節と共に巡っていく
今年もひとつ 季節が巡って
思い出はまた 遠くなった
出典: SEASONS/作詞:ayumi hamasaki 作曲:D・A・I
「SEASONS」という曲名は、どんなに大きな失意を感じた過去でもやがては過ぎていくということを表現しています。
忘れることはきっと人生で一度もないのでしょうし、同じ季節が来れば何度でも思い出すのでしょう。
しかし、それでも過去は一つずつ遠くなっていきます。
そんな人の心の移り変わりを繊細に描いているのが「SEASONS」の歌詞です。
一つの歌詞を二つの世界で味わう
深い考察ができる「SEASONS」。
女性らしい感性と儚さで歌い上げた浜崎あゆみの「SEASONS」は、忘れられない男性を想いながら一歩ずつ前へ進んでいく姿を思い浮べるバラードです。
一方、GACKTの「SEASONS」は男性の強い恋心や、夢を抱いてがむしゃらに突き進むエネルギーを感じ、その不器用さが故に忘れられない過去が伝わってくるバラードロックです。
それぞれ全く違った印象を与えてくれる「SEASONS」を、 ぜひどちらもチェックして聴きくらべてみてくださいね。
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