ひたすら拍手を求める
[Chorus]
Give me that thing that I love
(I'll turn the lights out)
Put your hands up, make 'em touch
(make it real loud)
Give me that thing that I love
(I'll turn the lights out)
Put your hands up, make 'em touch
(make it real loud)
出典: Applause/作詞:Stefani Germanotta(Lady Gaga),Paul "DJ White Shadow"Blair,Dino Zisis,他 作曲:Stefani Germanotta(Lady Gaga),Paul "DJ White Shadow"Blair,Dino Zisis,他
【和訳】
私の愛しい物をちょうだい
(明かりを消すわ)
あなたの手を挙げて、それを合わせる
(本当に大きな音を立てて)
コーラスはサビのメインになります。
「Applause」 の言葉はありませんが愛おしい拍手、つまり自分を褒めたたえて欲しいと求めています。
サビの後半になるポスト・コーラスとブリッジ
[Post-Chorus]
A-P-P-L-A-U-S-E (make it real loud)
Put your hands up, make 'em touch, touch
A-P-P-L-A-U-S-E (make it real loud)
Put your hands up, make 'em touch, touch
出典: Applause/作詞:Stefani Germanotta(Lady Gaga),Paul "DJ White Shadow"Blair,Dino Zisis,他 作曲:Stefani Germanotta(Lady Gaga),Paul "DJ White Shadow"Blair,Dino Zisis,他
【和訳】
は・く・し・ゅ(本当に音を立てて)
あなたの手を挙げて、それを合わせる
は・く・し・ゅ(本当に音を立てて)
あなたの手を挙げて、それを合わせる
ひたすら「Applause」を繰り返して拍手を求めています。
そしてここでも単語を省略した「them」の「‘em」が出てきます。
和訳した外国語の歌詞はあくまでも意味をつかむための手段と思ってください。
歌詞は言葉の響きを踏まえてサウンドに合わせてあります。
外国語の歌詞をその国の言葉の意味として聞き取れるようになると曲の面白みが深まります。
[Bridge]
Woo...
Touch, touch
Woo...
Touch, touch, now...
Woo-oh-oh-oh...
出典: Applause/作詞:Stefani Germanotta(Lady Gaga),Paul "DJ White Shadow"Blair,Dino Zisis,他 作曲:Stefani Germanotta(Lady Gaga),Paul "DJ White Shadow"Blair,Dino Zisis,他
ブリッジはCメロに当る部分で、ここでは掛け声で構成されています。
ガガの主張が込められたヴァース2
ギークはオタク
[Verse 2]
I've overheard your theory
"Nostalgia's for geeks"
I guess sir, if you say so
Some of us just like to read
One second I'm a kunst, then suddenly the kunst is me
Pop culture was in art, now art’s in pop culture, in me
出典: Applause/作詞:Stefani Germanotta(Lady Gaga),Paul "DJ White Shadow"Blair,Dino Zisis,他 作曲:Stefani Germanotta(Lady Gaga),Paul "DJ White Shadow"Blair,Dino Zisis,他
【和訳】
私はあなたの意見を耳にする
「郷愁はオタクのために」
あなたがそう言うなら私もそう思う
私たちの何人かはそう聞き取る
これまでとは歌詞の内容ががらりと変わります。
まずヴァース2の前半を説明します。
2行目は「Nostalgia is」の省略です。
「geeks」は複数形ですが、本来「ギーク」はいかがわしい見世物の興行師を意味していました。
今ではオタクやマニアックなコンピュータの知識がある人にも使われています。
一種の変人ですね。
ガガはライブに限らず奇抜なファッションとパフォーマンスが有名です。
おそらく自分をギークと言っているのでしょう。
ポップ・カルチャーはアートであると宣言しています
ヴァース2の後半は歌詞全体で最も強烈なメッセージが語られています。
【和訳】
ちょっと待って私はクンスト
そしておもむろにクンストは私
ポップ・カルチャーは芸術
今、芸術は私の中のポップ・カルチャー
「one second」は「Just one second」の「Just」を省略した日常的な言い回しです。
そして問題なのが「kunst」。
この言葉は元がドイツ語で、しばしば芸術の世界で使われています。
新たに芸術的な価値観を想像する行為で、ガガの生き方そのものを表しています。
大衆文化のポップ・カルチャーは芸術。
その芸術をポップ・カルチャーとして自分が表現すると。
ガガは自分の生き方を芸術であると高らかに宣言しているとしか思えません。
強烈な自信ですね。
ピエロのメイクを思わせる「Applause」のジャケ写はポップ・アートそのものです。