やりたい事も中途半端ではダメなのです。
自分が満足できるように楽しめなくては、やった事にはならないのだといっているように感じました。
「細かい事は考えずに、思い切り全力で楽しんでいけよ!!」
そんな力強い言葉が雫さんの声で直接心に刺さってくるように感じます。
小さな悩みや、どうしようかなと迷う事は誰でもあるものです。
この歌詞を眺めているだけで、心の支えになってくれるような安心感を感じ取る事ができました。
サビ直前でタイトル回収!
今夜、インターネットに載らない
本当の話をしよう
今、決戦前夜の気持ちで
化けの皮を脱ぎ捨てたい
出典: バケノカワ/作詞:雫 作曲:雫
このサビ前の歌詞からは全てを曝け出すような解放感を感じました。
聞いていてとてもスッキリした気持ちにさせてくれます。
誰でも、皮を被っています。でもそれは果たして本当の自分でしょうか?
皮があるせいで、表面しか見えず中身は隠されてしまっています。
本当の自分を隠してしまっているのです。
「そんなもの捨てちゃえよ!」
「もっと自分を出した方が楽しいよ!」
やはり本当の自分を偽るのは疲れます。いつかストレスでおかしくなってしまう人もいるでしょう。
自分を見せる事は勇気のいる事なのです。
この歌詞は、その一歩踏み出す背中を強く押してくれているような気がしました。
1番のサビ
溢れ出る明るい感情
瞬いたって もう一回
君じゃなくちゃって stompin' stompin'
そんなもんだって stop it stop it
誰が決めたの?
出典: バケノカワ/作詞:雫 作曲:雫
サビ部分からは、歌詞通りの生き生きした(=stompin' )イメージが浮かんできます。
「生き生きしている」という言葉から連想するのは、ポジティブな言葉ばかりです。
楽しい。幸せ。最高。明るい。ハジける。
この言葉を聞くだけで、元気が湧いてくるような魔法の言葉のように感じました。
辛い事も受け入れよう
はみ出しちゃった君から
はみ出しちゃったものを
離したくないなら抱きしめて
出典: バケノカワ/作詞:雫 作曲:雫
人生には楽しい事ばかりではなく辛い事もあります。
無我夢中で楽しんでいても辛い感情がどうしてもはみ出してくる事もあるのです。
この部分の歌詞からはそんな感情も優しく受け入れてあげてといっているように感じました。
辛い事は思い出したくもないものですが、簡単には拭いきれません。
なので切り離すのではなく、受け入れる事が大事なのだと気付かされました。
受け入れる事ができたならまた一歩、生き生きする事ができるのではないでしょうか。
2番の歌詞
今夜は週刊誌も知らない
本当の話をしよう
明日になったら 全部忘れて
今の私はもう居ない
出典: バケノカワ/作詞:雫 作曲:雫
2番の歌詞からも1番と似たような意味が考察できます。
その中でも注目したいのがこの部分です。
今の私はいないとは一体どういう事なのでしょうか。
私は、昨日の私と今日の私は確かに違うなと思いました。
それは今日の私は昨日を経験しているからです。昨日の私はまだ昨日の経験がないのです。
昨日考えが変わった部分があるとしましょう。
すると今日の自分と昨日の自分に聞いたら違う考えが返ってくると思います。
人は毎日少しずつ成長し続けているのです!
私たちもいろいろな経験を重ねながら大人になっていきます。
それは1日でも経てば1日分、昨日より大人になっているのだと思わせてくれました。
4回も繰り返す重要性
退屈は嫌い二番目なんてヤダ
退屈は嫌い二番目なんてヤダ
退屈は嫌い二番目なんてヤダ
退屈は嫌い二番目なんてヤダ
出典: バケノカワ/作詞:雫 作曲:雫
歌い出しにも使われていた歌詞がここでは4回連続で歌われています。
いかにこの部分を伝えたいかが分かります。それほどまでに大事な想いなのです。
人生がつまらないと生きる意味まで見失ってしまいます。
つまらないと感じるなら、つまらなくなる方法を探しましょう!
人生を豊かにするには充実こそが大事です。
そして充実感を得るために必要なのはそれは自分の気持ちなのです。
「面白みのない人生なんて嫌だ!!」
そう何度も自分に言い聞かせる事で、退屈な人生が本当に嫌になってきます。
言霊ってありますからね!
何度も何度も自分に言い聞かせて思い込んでみるとまた一歩踏み出せるかも知れません。