【Kiroro/好きな人】歌詞の意味を解釈！心は繋がっていても離れていく辛さ…遠恋経験者は涙必至！

これは遠距離になる際に2人で交わしたやりとり。

別れ際の場面です。

これから会えなくなっても、2人の愛は変わらない。

そんな想いを抱きしめることで確かめ合っているのかもしれませんね。

抱きしめる行為というのは、言葉以上に伝わるものがあるはず。

美しいサビのメロディに乗せられ、鮮明に思い浮かべることができます。

どんなに相手を大切にしていても、離れてから気が付く愛情があります。

当たり前の日常や、一緒に過ごすことのできる時間ひとつひとつ…。

目の前に無くなったときにようやくその大切さを実感できるのだと思います。

この考え方、先ほども出てきた気がしませんか？

そう、辛い状況があるからこそ、幸せに気が付くことができる。

遠距離恋愛は特に相手の大切さを身に染みて実感できる出来事なのかもしれません。

先ほどのサビで思い返した別れ際に「抱きしめあう」場面。

これからの事を想像して「不安」や「孤独感」といったネガティブな感情もあったはずです。

しかし、最後はお互いに「笑顔」でお別れをしました。

抱きしめるだけでなく最後にした「ハグ」が特に、2人の信頼関係を感じ取ることができて心にジンときますね。

日常的に会えなくなった代わりに、2人は頻繁に連絡を取り合っているようです。

ベルはポケベルのこと。

今でいうメールやLINEに置き換えると分かりやすいですね。

しかし、それだけではどうしても心が満たされない…。

やっぱり実際に会った時の幸福感と比べたら、そういった連絡手段は気休めに過ぎないのでしょう。

しっかりとコミュニケーションを取り合って、心も通い合っているけど、会いたくてたまらない。

そんな耐えられない寂しい気持ちが読み取れます。

会えない時間の辛さを味わった後に思い返す「別れの場面」。

辛い時ほど、幸せな時の思い出が蘇ってしまいますね。

でもお互いにしっかり連絡を取り合えている。

「会いたい」なんて言えば、わがままになってしまう。

相手と気持ちが通じ合っているからこそ、このどうしようもなさが胸に刺さるのでしょう。