次世代エモーショナルバンド【WOMCADOLE】!
滋賀県発の4人組エモーショナルバンド【WOMCADOLE】(ウォンカドーレ)をご存知ですか?
10代の新しい才能を発掘するイベント『閃光ライオット2013』にて最終選考に進出。
その後も着実にライブを敢行し力をつけ、2019年11月に満を持してのメジャーデビューが決定しました。
ボーカル樋口の咆哮にも似た心を揺さぶる歌声と情動的なメロディで、多くのファンを虜にしてきたバンドです。
今回はそんな彼らのおすすめ曲をランキング形式で10曲ご紹介!
これから確実に名を馳せるアーティストとなることでしょう。
大ブレイクする前にぜひ押さえておいていただきたいバンドです!
第10位:『馬鹿』という一言に噴出する感情を込めた1曲
『馬鹿なくせして』
早速ランキングの発表にいきましょう!
第10位にご紹介するのは『馬鹿なくせして』。
1stフルアルバム『今宵零時、その方角へ』のエンドソングとなっている楽曲です。
優しいギターのメロディとボーカル樋口の少し擦れた声から始まるこの曲。
馬鹿なことだとわかっていながらも、このままでは幸せになれないとわかっていても。
自分の居場所で生きていくしかない人々の哀愁を歌った1曲です。
抑えきれない感情を吐き捨てるかのように、『馬鹿』という言葉を歌う樋口。
彼のその声に胸を締め付けられるような感覚を覚えた方もきっと少なくないことでしょう。
YouTubeにはストーリ仕立ての楽曲MVもUPされています。
映像で描かれる3人の男女による哀しい物語も、楽曲と併せてぜひお楽しみください。
第9位:迸る激情を目撃せよ!苛立ちと人間賛歌を描くあの曲
『人間なんです』
第9位は1stシングル『アオキハルヘ』収録の『人間なんです』。
自分の不器用さや恵まれない環境、その中でも生きようとする自分の身体。
人間として生きなければいけないことへの苛立ちを詰め込んだようなこの曲。
音源ももちろんですが、ぜひYouTubeにUPされているライブ音源も聴いて頂きたいですね。
WOMCADOLEといえばやはり見て頂きたいのは激情の迸るライブパフォーマンス。
ライブハウスにすし詰めとなった観客を前に、堂々のパフォーマンスを披露しています。
彼らのライブの熱気感がとても伝わってくる映像となっていますね。
第8位:月を介して愛の言葉を交わす…ロマンチックな歌詞に注目のこの曲
『月』
第8位にランクインしたのは『月』。
前述のアルバム『今宵零時、その方角へ』のオープニングソングとなっています。
この曲の歌詞は『I love you』の意訳である文豪たちの言葉がモチーフのようですね。
直訳すると『愛しています』となるこの英語文。
文豪・夏目漱石が『月が綺麗ですね』と意訳したという逸話は有名な話かと思います。
しかし小説家・二葉亭四迷はこの『愛しています』というロシア語を『私、死んでもいいわ』と意訳したそう。
時代に名を遺す文化人は、やはり気の利いた言葉選びをするものですね。
そんな彼らの言葉が歌詞に盛り込まれた『月』というこの曲。
愁いを帯びたボーカル樋口の、優しさが滲むハイトーンの裏声が聴き所となっています。
第7位:大切な人の面影を探して…歩み続けるあの曲
『イルトエマ』
第7位は『イルトエマ』。
会場限定シングルとして発売されていた1曲となっています。
ボーカル樋口の声にまだ若い青さの残るこの曲。
二度と会えなくなったであろう大切な人への痛切な想いの歌詞が歌われています。
時の止まってしまった大切な人と、否が応でも進み続けていってしまう自分。
その距離を想いながらも、前を向いて進むしかない。
そんな想いが何かに縋るように歌われている楽曲となっています。
今に比べ少し固いものの、現在のタイトさやソリッドさをすでに感じさせる楽器陣の演奏にも注目です。