滋賀発4人組ロックバンド「WOMCADOLE」。

【ドア/WOMCADOLE】苦しみと悲しみを超えて、最後に見えるのは…?!歌詞を徹底解釈!コード譜もの画像

滋賀発の4ピースロックバンドWOMCADOLE」(ウォンカドーレ)。「ウォンカ」という略称で呼ばれることもあります。

出身地が滋賀県であることから、関西を中心に活動する彼等。

結成されたのは2011年のことで、比較的ニューカマーなロックバンドと言えるでしょう。

邦楽ロック界ではまだまだルーキーの位置づけにあるWOMCADOLE。でもその実力は確かなものです。

閃光ライオット」という音楽イベントを、みなさんはご存知でしょうか。

Galileo Galilei」や「ねごと」など、今や一躍有名になったバンドを数多く輩出してきた、ある種の「登竜門」ともいえるロックフェスティバルです。

※2018年4月現在、「閃光ライオット」はなくなっており、「未確認フェスティバル」という新しいフェスが開催されています。

WOMCADOLEは、2013年の閃光ライオットでトップバッターを務めました。

緊張に包まれたステージ、気もそぞろなオーディエンス、まだ温まっていない会場。

そんな中でのトップバッターでした。

しかしWOMCADOLEは、圧倒的な実力と熱量で、開幕の1音から会場の空気をガラッと変えてしまったのです。

「すごい奴らが出てきた」。きっと、会場にいた誰もがそう思ったはずです。

20代の爆発的なエネルギーを持って放たれる、疾走するロックと熱いバンドサウンド。

彼らの登場はまさに”爆発的”かつ”衝撃的”でした。

もしかすると、人によっては粗削りな印象を受けるかもしれません。

しかし、それすらも”かっこよさ”に変えてしまうのが彼らの魅力なんです。

”自分たちの音楽を懸命にかき鳴らしている様”がひしひしと伝わってきて、筆者はそこが大好きなんです。

今後のブレイクが大いに期待されるWOMCADOLE。筆者、推します!

今回ご紹介するナンバー「ドア」。

今回ご紹介するのは「ドア」という一曲。

ファーストインプレッションからガツンと脳にサウンドを叩きこまれるロックナンバーです。

曲の疾走感とは裏腹に、歌詞は非常に切なく胸に刺さる内容となっています。

その歌詞の内容はもちろん、コード譜も後半でご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!

MVをチェック!

白が基調の映像も相まって、一層爽やかさが増していますね。

筆者はメンバーの顔が見えるMVも好きなので、ヘビロテしています(笑)

2018年4月時点では、同曲はデータで購入できません(iTunesなどで未販売)。

そのため、音源が欲しい方はぜひCDをゲットしてしてください♪

収録情報はこちら!

「ドア」は、2015年リリースのミニアルバム「ワタシノハナシ」に収録されています。

アルバムは、自身初の全国流通版となった記念すべき1枚。

そのリードトラックとなっているナンバーですので、知ってるよ!という方も多いのではないでしょうか。

筆者は、このミニアルバムが大好きです。WOMCADOLEらしさを存分に楽しめるファン必携の1枚。

Amazonからゲットできますので、この機会にぜひチェックしてくださいね!

ワタシノハナシ
WOMCADOLE
UNCROWN RECORDS
販売価格 ¥1,467(2018年4月14日21時30分時点の価格)
売上げランキング: 12033

歌詞にクローズアップ!

”希望と不安”を歌った歌詞

曲の冒頭で登場する「悲しみ」が、終盤に向け「希望」へと変化していくストーリーに注目です。

言葉に出来なかった心のもやもやした部分が、的確に言語化されていて感嘆してしまいます。

全部の歌詞は載せていないので、ぜひ曲を聴きながら歌詞をよく見てみてくださいね。

<1番Bメロ>

息詰まって 胸痛くて
暗い部屋に私は今日も閉じこもって
その度に泣いて
不安と希望の第二次戦争だ

出典: ドア/作詞:樋口侑希 作曲:樋口侑希

 誰しもが経験したことがあると思います。

辛かった日々に感じたあの胸の痛みを、この歌詞を聴くと鮮明に思い出します。

自分のなかで不安と希望がせめぎ合う様を、「第二次戦争」という言葉で表しているところに輝くセンスを感じました。

<1番サビ>

目が覚めたらそこは真っ暗で、君は泣いていた
「息苦しいよ」って黒い酸素吸い込んで
今にも泣き出しそうな空が青く染まりました
「サヨナラ…」にはバイバイ、扉を開けようよ一緒に

出典: ドア/作詞:樋口侑希 作曲:樋口侑希