EGOIST「All Alone With You」ってどんな曲?
EGOIST「All Alone With You」の歌詞を紹介!
EGOISTの「All Alone With You」は、前作の「名前のない怪物」から約4ヶ月ぶりのリリースとなる2013年1作目のシングルでもあります。
前作のヒットを受けて期待も集まる中、発表された「All Alone With You」の歌詞の意味とは?
人は愛することができなくても愛されたい生き物
誰かを愛することなんて
できるわけなくって
だけど誰かに愛されたくて
変わらない昨日がずっと続いたとしても
どこにも行けやしないんだ
私とキミ
出典: https://twitter.com/toromanteitoku/status/915375509743136768
誰かを愛することなど、愛されたことがない人にはできないこと。
それでも、愛されたい、愛されてみたいと思ってしまう、悲しい人間の姿が描かれています。
そんな、愛することを知らない「わたし」と「あなた」は何回同じ日を繰り返しても愛し合うことができない現実は変わらないと歌っている歌詞です。
神様よりも今目の前にいる大切なあなたを選びたい
神さま どこへ行ってしまったの ねえ
返事はなくて いつだってそうだよ
Are you still here?
出典: https://twitter.com/yzEgo_ist/status/915413990670458880
「神さま どこへ行ってしまったの ねえ返事はなくて いつだってそうだよ」という歌詞が切ないですね。
過酷な経験をするたびに、何度も神様に助けを求めても、助けてはくれなかった。
そんな救いのない運命に苛まれ、神はどこかにいるはずなのに、自分の元からは離れていってしまった、見捨てられたと思っている姿が伺えます。
どんなことがあっても貴方の孤独に寄り添って一緒にいるから
You'll never walk alone
あなたと行く
どんな罪も
背負ってあげる
道なき道を
歩いてく歩いてくの
あなたと二人で
出典: https://twitter.com/_fine4/status/915566738065940480
愛し合うことができない二人。
「わたし」が一緒にいたって、「あなた」の心はきっとずっと孤独なままということはわかっています。
それでも、曲のタイトルでもある「All Alone With You」(あなたと共にある全ての孤独)には自分が寄り添うから、「You'll never walk alone」(二度とあなたが孤独になることはない)と言っているのですね。
「どんな罪も背負ってあげる」という歌詞には、どんなことがあっても自分が「あなた」を支え、もしも「あなた」が罪に苦しめられるなら、「わたし」が背負うと言っているのです。
それが「道なき道」を歩くように過酷なものだとしてもずっと一緒にいるという想いは、冒頭で「愛することなんてできない」と言っていましたが、一つの愛の形ですよね。