【Departures〜あなたにおくるアイの歌〜/EGOIST】いのりの想いが込められた歌詞を解釈！

EGOISTはアニメ『ギルティクラウン』のヒロイン・楪いのりをボーカルとした架空のアーティストグループです。

同作品の主題歌や劇中歌を担当し、作品が終了してもなお活動を続けています。

EGOISTのメンバーは2011年5～7月に行われたオーディションで決まりました。

選ばれたのは当時17歳のchellyさん、ゲストボーカリストのこゑださんとともに選ばれました。

あくまでもアニメの登場人物によるグループということから、メンバーの顔出しは行っていません。

chellyさんは1994年4月12日生まれ、2018年1月現在は23歳になります。

Wikipediaなどでもはっきりとした素顔がさらされておらず、あくまで楪いのりの声としての存在です。そのためライブでもスクリーンを使用したアニメーションが使用されています。

ただしライブのMCなどはすべて生で行われており、スクリーンの後ろには特殊スーツを身に纏ったchellyさんがいます。

モーションキャプチャーを使用し、楪いのりがchellyさんと同じ動きをするということです。

アニメ『ギルティクラウン』は2011年10月から2012年3月まで。フジテレビ系ノイタミナ枠で放送されたオリジナルアニメ作品です。

ジャンルはSFとバトルと群像劇、監督は荒木哲郎氏が努めています。荒木哲郎氏はこれまでも『ギャラクシーエンジェル』や『進撃の巨人』などで演出や監督を務めてきた人物です。

舞台は西暦2029年、宇宙より飛来した道のウィルス・アポカリプスウィルスによって、ロスト・クリスマスという事件が引き起こされた時代から、10年後の日本です。

日本は事件により荒廃、無政府状態となり、アメリカを中心とした超国家組織GHQの隔離統治下にありました。

主人公・桜満集は、世間、クラスメイトに対しどこか冷めた視線を向けていました。しかし本当は謎の歌手・楪いのりのファンで、周囲との距離を微妙に保ちながら、平穏な日々を過ごしてきました。

そんなある日、集は廃校舎で楪いのりに出会います。実は楪いのりはレジタンス組織・葬儀社のメンバーで、GHQから最高機密であるヴォイドゲノムを盗み出していたのです。

そんな楪いのりや葬儀社リーダーとかかわり、集はヴォイドゲノムに触れ、王の能力を宿してしまったのです。

2人をめぐる運命、ストーリーの展開に注目です。

「Departures〜あなたにおくるアイの歌〜」は2011年11月30日に発売されました。これがEGOISTの最初のシングルだったんですね。オリコンランキングは週間8位を獲得しています。

初回限定盤にPVを収録したDVDが収録されており、アニメ『ギルティクラウン』のEDとして起用されました。

ラブソングながらも、楪いのりの等身大の感情が込められた歌になっていますよ。

一人ぼっちになって佇むと、もう愛されない、必要ではない自分がいると落ち込んでしまいます。

別れ際にあなたが言った言葉は私の耳には届かなくて、私はそれだけあなたとの別れにショックを受けていたのです。

そしてあなたに届けたい言葉ばかりが宙を舞って、永遠にあなたに届かない風に乗っています。

そんなことはもうわかりきっているのに、叶わない願いごとを今日もまたしてしまうのです。