もう一度、あなたに会えたなら…

生まれ変わってもあなたといたい


And in another life I would be your girl
We keep all our promises, be us against the world
And in other life I would make you stay
So I don't have to say you were the one that got away
The one that got away

出典: The One That Got Away/作詞:Katy perry 作曲:Katy perry

(和訳)

もし別の人生を生きられるのなら、またあなたの女になるわ

お互いに約束をちゃんと守って、2人で世界に立ち向かうのよ

また別の人生でも、あなたのそばにいるわ

そしたらあなたのことを失うべきじゃなかった人って思わなくて済むでしょう?

失うべきじゃなかったわ

 

過去を変えることはできない。

どれだけ願っても、彼が戻ってくることはないのです。

サビの部分は、もし別の人生があったのなら...という彼女の想いが綴られています。

この世界では、そばにいることは叶わなかった。

だけど違う世界があるのなら、きっとまたあなたのガールフレンドになる。

そして今度こそ、2人一緒に生きていきたいという切実な彼女の願いが読み取れます。

切なくて一途…彼を失ったからこそ、その愛の大きさに気付いたのでしょうね。

きっと上手くいくはずだった…

ふたりはひとつ、そう思ってた

I was June and you were my Johnny Cash
Never one, we got the other, we made a pact
Sometimes when I miss you, I put those records on, whoa

出典: The One That Got Away/作詞:Katy perry 作曲:Katy perry

和訳

私はジューン・カーターで、あなたは私にとってのジョニー・キャッシュだと夢見ていたわ

決してどちらかが欠けることはないって誓ったの

時々あなたがいなくて寂しくなると、彼らのレコードを聴いたりしたのよ

 

ジューン・カーターはジョニー・キャッシュの妻で、デュエットを組んで活動していました。

2人はおしどり夫婦として知られ、とても仲が良かったそうです。

彼女は自分達を、そんな夫婦に重ねていたのでしょう。

お互いに欠けてはならない存在、唯一無二の存在だったのです。

すれ違い

Someone said you had your tattoo removed
Saw you downtown singing the blues
It's time to face the music, I'm no longer your muse
※繰り返し

出典: The One That Got Away/作詞:Katy perry 作曲:Katy perry

和訳

けれど誰かが言ったの、あなたがお揃いのタトゥーを消したって

あなたが酒屋で私への不満を言っていたって

私はそれを受け入れたわ、もうあなたの女神じゃないってね

 

彼は彼女を以前の様に愛せなくなっていました。

彼女はそれを分かっていたような口ぶりですから、2人は少しずつすれ違っていたのでしょう。

けれど筆者は、このすれ違いはきっと一時的なものだったと思うのです。

いわゆる倦怠期ですね。

家族の様な近しい存在になってくると、もちろん不満も出るでしょう。

喧嘩したりもするんです。

でもそれは本心ではなくて、心の奥底ではちゃんと相手をまだ愛しているはず。

きっと彼も、まだ彼女を大切に思っていたはずなんです。

けれど2人は仲直りすることが一生叶いませんでした。

愛する人との喧嘩別れ…これが一番つらいと思います。

彼女は自分を責め、後悔してもしきれない程悔やんだでしょう。

過去には戻れない…

二度と会えないのよ

All these money can't buy me a time machine, no
Can't replace you with a million rings, no
I should've told you what you meant to me, whoa
'Cause now I pay the price
※繰り返し

出典: The One That Got Away/作詞:Katy perry 作曲:Katy perry

(和訳)

お金がいくらあってもタイムマシーンは買えないわ

指輪がいくらあってもあなたと交換なんてできないの

私にとってあなたがどれだけ大切な存在か言っておけばよかったわ

今その報いを受けているのね

 

この部分は、彼女の後悔の気持ちが綴られています。

もしタイムマシーンがこの世に存在するのなら、彼女はどんなことをしても手に入れようとしたでしょう。

どれだけお金があっても、何を持っていようが彼は帰ってこない。

当たり前ですが失ってしまった人にはどうやっても、もう二度と会えないのです。

手を握ることも、寄り添うことも叶わない。

幸運なことにまだ愛する人を亡くす経験をしていない人には想像し難いかもしれません。

その悲しみは、きっと計り知れないものでしょう。

想像するだけで涙が溢れてしまいます。

きっと愛する人を取りもどすためなら、どんな代償をも払うでしょう。

すぐそばにあったものが、突然手の届かない所へ行ってしまうかもしれない…。

だからこそ、愛する人への気持ちを言葉で伝えることはとても大切なことなんです。

終わりに…