ケイティ・ペリー「Dark Horse」歌詞を和訳&解説！一度捕まえられたら逃げられない…魔女の誘惑

CD総売り上げ枚数1憶以上を誇るアメリカのシンガーソングライターであるケイティ・ペリー。

2017年には人類初の「Twitterフォロワー数1憶人突破」を記録しました。

幼いころからゴスペル音楽に触れて才能を開花させていった彼女ですが、多くの苦難を経験しています。

自分の歌いたい音楽を表現できなかった時期や、すれ違いから離婚も経験しました。

そんな中でもファンを大切にし、明るく親しみやすいキャラクターが多くの人から愛されるのでしょう。

今回紹介する「Dark Horse」はポップな曲が多いケイティ・ペリーの中でもミステリアスな曲調となっています。

ケイティ・ペリーが古代エジプトの王妃クレオパトラに扮し、様々な衣装に変化を遂げていきます。

実はこの「Dark Horse」でフィーチャリングされたのはジューシーJだけではありません。

各国で様々なアーティストとコラボする企画が持ち上がり、日本人アーティストも抜擢されました。

その時に選ばれたのが、元ボクサーという経歴を持つ広島出身のシンガーソングライターのTEEさんです。

「Dark Horse」の世界観にとけ込むような声が魅力的で、こちらのバージョンもぜひ聴いてみてください。

それではさっそく歌詞を和訳しながら解説していきます。

"あなたのことはお見通し

私のもとへ戻りたいんでしょ？

そしてあなたはここにいる

でも前よりも慎重になっているわね

それは私の能力のせいかしら

そう何もかも"

この曲のタイトルである「Dark Horse」には未知の実力という意味があります。

ここで出てくる「私の能力」によって主人公は踊らされているのでしょう。

また「Dark Horse」は能力はあるが自分のことをあまり語らないという意味合いで使われることもあります。

まさにこの女性は「魔女のように人を操る力がある」ということなのでしょう。

"私はアフロディーテのようね

私はあなたのものよ

決して敵なんかじゃないわ"

アフロディーテとはギリシア神話で愛と性を司る女神のことです。

彼女は愛を操ることで全知全能の神さえも思い通りにできました。

またアフロディーテはプライドが高く、美を巡って他の女神たちと戦争に発展したこともあります。

このいきさつからも主人公を誘惑していることが想像できるのではないでしょうか？