普段は寡黙でうなずいているばかりの人が、お酒が入ると急にお喋りになったり。

笑いが止まらないという人もいれば、おいおい泣き出す人もいます。

そんな人格の変化を目の当たりにすると、やはり身構えます。

酔ったらどんな風になるのだろう?

そして酔った時に、目の前の世界がどのように見えるのかも気になります。

仕事や人間関係のいざこざは忘れよう!

どきんと胸が音を立てたなら 秘密の合図
余分なものは すべて置いていかなくちゃ

出典: aventure bleu/作詞:meg rock 作曲:Rasmus Faber

たとえお酒が強くでも、自分の身体が出すサインには気をつけなければなりません。

血行が良くなって胸がどきどきすることもあれば、血の気が引くような時もあります。

自分の体調に合わせて飲むのが、お酒を楽しむコツかもしれませんね。

あと、仕事の失敗やトラブル、人間関係の諍いなどは、「余分なもの」です。

これを引きずって飲み始めると、いわゆる「絡み酒」になるわけです。

絡み酒 - 人に管を巻いて、他人や身内に因縁をかける。中には上機嫌になり、暴行、強姦、器物損壊等の犯罪を犯す者もいる。一般的な酒癖。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/酒

Wikiの説明は、想像以上に過激ですね。

本当にいくつになっても気をつけなければなりません。(これは個人の体験ではありません。一般論です。)

心地良い浮遊感

冒険の海の二面性

ゆらり ふわり 身をまかせて
こころのままに
冒険の海へと飛び出そう!

出典: aventure bleu/作詞:meg rock 作曲:Rasmus Faber

この楽曲のタイトル「aventure bleu」が表現されているフレーズです。

aventureはフランス語から転じた語で、「冒険」を意味します。

しかしそれは密林探検や山岳踏破というようなadventureとは違い、主に「恋愛の冒険」を意味します。

カタカナ表記のアヴァンチュールは昭和の死語ですが、「(恋の)火遊び」などと訳されました。

お酒への期待、誘惑、不安を、人を恋するような気持ちに喩えたわけです。

では、歌詞では「冒険の海」と唄っているのに、なぜ「aventure mer」ではないのでしょう?

これはbleuという語にすることによって、浮遊感に色彩的なイメージを加えたかった、というのが一つです。

そして、フランス語のbleuはブルー以外に、メランコリック、「憂鬱」も象徴するようです。

浮遊感に満ちた「冒険の海」であると同時に、酔いから醒めた後は「憂鬱」=bleu。

そういうお酒の持つ二面性を表現したかったのではないでしょうか。

思い切りよく!

満たされた時間

【aventure bleu/内田真礼】歌詞を徹底解説!透明な青は何の色?アニメ『たくのみ。』OP曲の画像

たゆたう ときめきは
しあわせの味
全部 ほおばって!

出典: aventure bleu/作詞:meg rock 作曲:Rasmus Faber

少しハイになった感じのフレーズです。

昂揚感と浮遊感が渾然一体となった、「酔い」の状態。

全部ほおばって、というのは何とも欲張りですね。

実際、お酒を飲むと食欲も増し、普段では食べられない量の料理を平らげることもあります。

そして、翌日、風呂上がりに体重計に乗って、愕然とするわけです。

あー怖い、怖い。(これは個人の感想ではありません。一般論です。)

この気持ちは正しい!

注ぎつ注がれつのうちに

どきんと胸が音を立てたから、それだけだけど
たぶん 正解.. よりも正しいの このきもち

出典: aventure bleu/作詞:meg rock 作曲:Rasmus Faber