「ここにない足跡」の歌詞が意味するものとは?
砂浜の上の足跡を
さざ波が寄せてすべて消してしまった
でも確かに僕はここまで
自分の足で歩いて来た
もしも この世界の
多くの人から
存在を忘れられても
落胆しないよ
出典: https://twitter.com/imaizumikuun/status/895406870785015808
「足跡」は、自分の歩みそのもの!
「足跡」という表現はよく使われる比喩ですから、理解しやすいですね。
自分の今までの歩み、つまり人生やその中で経験した出来事を意味しています。
砂浜を歩いていた主人公は、足跡を波が消し去ってしまうのを見ます。
そして、「自分の人生も、この足跡と同じようにいつか消えるのだろう」と悟ります。
それでも、自分が忘れられることになっても「落胆しない」と言うのです。
その理由ですが、「悔いが残らない生き方をすれば、足跡が消えても自分が生きた証は残せる」ということではないでしょうか?
「未来への足跡」は消えない!
もちろん、「あの時、ああしておけば良かった……」と後悔することだってあるでしょう。
ですが、悩んでいるだけでは何も解決しませんよね。
だからこそ、「未来へと続く足跡」を力強く残していくことが大切です。
君と出会い愛を知って
やっと大事なことわかったんだ
今日までどうやって
生きて来たかじゃない
次はどこへと
行きたいか 強く願うこと
未来に続くのは
ここにない足跡さ
出典: https://twitter.com/imaizumikuun/status/939255721832493057
そして、主人公は空に向かって手を伸ばします。
太陽に翳す掌は
青空の端を掴めはしないだろう
でも何度も僕はここから
宇宙に向かって手を伸ばした
出典: https://twitter.com/hirorin0613/status/903607120720945152
もちろん、いくら手を伸ばしても、「空をつかむ」ことなんてできません。
それでも、空の上にある希望をつかむような気持ちで、背筋を伸ばして未来へと向かうことが重要ですね。
欅坂46の「ここにない足跡」は、そんな当たり前だけど、とても大切なことに気付かせてくれる曲だと言えるのです。
まとめ…隠れた名曲「ここにない足跡」に注目して!
シングル曲ではなくアルバムのうち1種類にしか収録されていないため、欅坂46が歌う「ここにない足跡」は埋もれてしまいがちです。
しかし、ネット上で「歌い出しとパート割はどうなっているの?」と話題になるほどですから、隠れた名曲であることは間違いありません。
曲の中では、波に洗われて消えていく足跡と、青空に伸ばす手が対照的に描かれています。
あなたは、たとえ消えてしまうことがわかっても、足跡を残す生き方ができるでしょうか?
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