『Star Song』とはどんな楽曲?
10枚目のオリジナルアルバム収録曲
『Star Song』は、2021年8月4日に発売されたコブクロの10枚目のオリジナルアルバム『Star Made』収録曲。
5年ぶりのオリジナルアルバムがリリースされたことでも大きな話題になりました。
『Star Song』は、NHKの『スポヂカラ!』のエンディングテーマにもなっています。
ちなみに、アルバムにはドラマや映画の主題歌になっている楽曲が多く収録されています。
ぜひチェックしてみてください。
「空」がたくさんのMVにも注目!

『Star Song』のミュージックビデオは、とにかく美しい空がたくさん登場します。
このミュージックビデオに出てくる空の写真は、実はファンから集まった写真。
なんと9千点以上もの空の写真が寄せられたそう。
いつも変わらず私たちを見守ってくれているように果てしなく続く空。
希望に溢れる『Star Song』を堪能できるミュージックビデオに仕上がっています。
それでは、さっそく『Star Song』の歌詞の意味を考察していきましょう。
ふと見た光景から感じた
目が留まったのは
公園の隅にそびえる 青いロケットの影で
少年が 宇宙飛行士になる為の本を読んでいる
出典: Star Song/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
ある日の外出中、たまたま通りかかった場所でしょうか。
いつも過ごしているお気に入りの場所でしょうか。
遊具の1つに腰をかけながらか、寄りかかりながらか…。
1人の子どもがスケールの大きい夢や希望に溢れる本に夢中になっている様子です。
どんなことが書かれているのでしょう。
子どもは素直。
自分の「好き」に正直に未来へとつなげていくのですね。
僕と対照的な少年
僕があれこれ悩んでた事なんかよりも遥かに
広い世界が 君の中にはもう広がっているんだね
出典: Star Song/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
大きな夢を抱いている少年の姿を見た僕。
少年のまっすぐに夢を手にしようとする様子から感じるのは、僕との違い。
浮かない表情をしながら、ネガティブな気持ちになっているのでしょうか。
まだまだこれから、楽しいことも辛いことも経験する子ども。
それでも、大人の僕よりもずっと希望に満ち溢れた世界でいっぱいになっています。
あまりにも正反対な僕と少年の姿に、がっかりした気持ちを抱くでしょうか?
それとも、自分を奮い立たせることになるでしょうか?
このフレーズからは、僕の心情がはっきりと読み取れません。
では、歌詞の続きを見ていきます。
経験から伝えられること
しまっちゃだめだよ その限りない夢を
今からなら どこまでも行ける
心の真ん中にある 操縦桿を握って
出典: Star Song/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
子どもにどんな言葉をかけるのか。
大人の僕がこれまで通ってきた人生の道のりから、子どもに伝えたいことがあるようです。
「今抱いている大きな夢を決して忘れちゃいけない」と伝えたいのでしょう。
まだまだ人生のイベントを経験する子ども。
立ち止まったり、迷ったりすることもきっとある。
けれど、自分の気持ちの強さでどんな夢だって手にすることができます。
人生の舵を取るのは、誰でもなく自分だけなのです。