Peter tried to die
Without a doubt ain't a lie
But in the next semester
He came back to the town

出典: 言え/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平

和訳

ピーターは自殺を試みた

嘘ではなく本当に

でも次の学期には彼は町に戻ってきた

いきなり「自殺」というワードが出てきます。

ピーターは自殺するほど思い詰めていたんですね。

でも戻ってきたということはその苦悩を誰にも伝えられず平然と装ってると筆者は考えます。

ここのポイントは「withou a doubt」ですね。

doubt疑いという意味の単語で「ダウト」と読みます(bは発音しません!)。

without a doubtで疑いがない、間違いない、確実に、本当になどと訳されます。

他に「no doubt」などと言ったりしますね。

これは学校の試験に出るかも!

Lucy won't ever cry
Not coz she is up in the sky
She's got a story to tell
But does not know how

出典: 言え/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平

和訳

ルーシーは決して泣かない

とてもハッピーだからというわけではない

彼女は言いたいことはあるのだけれど

どうやって伝えたらいいのかわからない

今度はルーシーのお話です。

ルーシーもやはり何か悩みを抱えていそうですね。

won't は決して~しないという強い意志を表す時に使います。

up in the skyは空の上にいるという意味ですが、空にも登ってしまうほど嬉しい、幸せな状態とここでは解釈しました。

でも頭にNotがついているので決してハッピーではないということですね。

cozはbecauseのことです。~だからという理由を表しますね。

don't know how(to...)~:~の仕方がわからない。

ここではShe doesn's know how to tell a storyということで彼女はどうやって伝えたらいいのかわからないということですね。

苦悩を吐き出せなくもどかしい

不満が頭と心臓を
搔き乱す程 蝕んだって
表情に出せないでいる

吐き出したい
吐き出したい
不平/不満/愚痴/文句/苦情を隠す場所を
探すくらいなら
その大声で

出典: 言え/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平

やはりどんな辛い苦悩を誰にも伝えずに、平静を装っている様子ですね。

「吐き出したい」からは歌詞も曲調もサビ向けて盛り上がっていきます。

言え
言葉 想い 自由の文句を
言えたらいいのにな

言え
即座に言葉に変換して
言えたらいいのにな
そう 思う
思い通りに

出典: 言え/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平

ここでサビです。

言えーー!」とかなりインパクトのある入り方です。

でも歌詞はそのあとに「言えたらいいのにな」と続いています。

「言え!」と自分を鼓舞するも、やはり自分をさらけ出すのは難しいのでしょうか...。

Mr. D has a blog
And that's where he's not a frog
He writes whatever he wants
But it just won't come out to light

出典: 言え/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平

和訳

D氏はブログを書いている

そこでは彼はカエルではないです

彼は好き勝手に書いている

だけど決して表に出さない

カエルのくだりはただの韻を踏んでいるためなので深い意味はないと思われます。

whatever he wantsとは「彼のしたいことを何でも」ということなので好き勝手にと訳しました。

Everybody's got something to say
But also it must be hard to find a way
For you to ignore the screams inside your brain

出典: 言え/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平

【和訳】

みんな何か言いたいことがある

そして頭の中の叫びを無視することは難しいのである

人は誰でも叫びたいような悩みが頭を支配している...ということでしょうか。

something to sayは「何か言うこと

Everybody's の'sは現在完了形のhasで(ずっと)~している状態を表しています。

it must be hard to find a wayは直訳すると「方法を見つけるのは難しいに違いない」ということです。

どんな方法かというと後続のto ignore the screams inside your brainにかかります。

ignore無視するscreams叫びbrainという意味です。

screamはここでは複数形のsがついています。実は可算名詞(数えることができる名詞)なのですね。

直訳すると不自然になってしまいますので、上記のような訳にしてみました。

不安が一晩中襲い
夢の中まで付きまとったって
何もできずに耐えてた

相手の目の前で
怯んで声に出す前に引き下がっていた
己を引っ叩いて
挑んで

出典: 言え/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平