秋元康が選んだ2人

【最期の川/CHEMISTRY】死を前に「生まれてよかった」絶対泣ける映画主題歌!歌詞・MVを公開!の画像

2007年10月にリリースされたCHEMISTRY22thシングル「最期の川」は、同年10月に公開された映画『象の背中』の主題歌に起用されました。

オリコンチャート4位獲得、累計5.0万枚を売り上げました。

CHEMISTRYが起用した理由として、映画の原作者・秋元康が以下のようなコメントを残しています。

「運命を受け入れて強く生きようとする自分、それでも、そこに残して行く大切な家族のことを考えると切なくなってしまう自分、一人の男の中にいる二人の自分を表現できるアーティストは、ケミストリーしかいないと思いました。歌唱力の確かさと二人のコーラスによるやりとりが、普遍的な愛を歌い上げて下さると思ったのです。」

出典: http://news.livedoor.com/article/detail/3271184/

映画『象の背中』とは

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2007年10月に公開された『象の背中』は、秋元康が原作を書き、小説版、漫画版、絵本版が刊行され、映像方面では映画のほかにアニメーションも制作されました。

妻と子どもたちと幸せな生活をしていた主人公・藤山幸弘(役所広司)はある日、末期の肺がんと診断され余命半年と告知を受けてしまいます。

幸弘は延命治療はせず、残された時間を有意義に家族とともに過ごすことを選びました。

大学生の長男(塩谷瞬)と愛人(井川遥)には余命宣告を受けたことを告げ、その一方で妻(今井美樹)と娘(南沢奈央)にはそのことを告げませんでした。

病状が悪化し、ホスピスに入った幸弘。そこで改めて家族への愛を再確認する……というストーリーです。

タイトル『象の背中』は、死期を悟った象は群れから離れ死に場所を探す旅に出る……ところから付けられたそうです。

もう一度おさらい、CHEMISTRYとはどんなアーティスト?

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1999年、オーディション番組「ASAYAN」(テレビ東京)の企画「男性ボーカリストオーディション」で選考された川畑要堂珍嘉邦

2人のハーモニーがあまりにもすばらしい音楽的化学反応を起こしたとして、プロデューサーの松尾潔がCHEMISTRYと命名しました。

2001年3月、デビューシングル「PIECES OF A DREAM」は発売6週間でオリコンチャート1位を獲得。発売15週目にはミリオンヒットとなり、同曲で第52回NHK紅白歌合戦に出場しました。

デビュー曲から2003年6月にリリースされた企画アルバム『Between the Lines』まで松尾潔がプロデュースし、それ以降はセルフプロデュースに変わりました。

立て続けにヒット曲を連発

デビュー曲の「PIECES OF A DREAM」、そして2ndシングル「Pint of No Return」、3rdシングル「You Go Your Way」まですべてオリコンチャート1位を獲得。

2ndシングルは累計69.3万枚、3rdシングルは53.3万枚を売り上げました。

2人のハーモニーは音楽的化学反応というより、奇跡の融合と言えるのではないでしょうか。

メンバープロフィール

・堂珍嘉邦
1978年11月17日生まれ、広島県出身。
・川畑要
1979年1月28日生まれ、東京都出身

出典: http://www.chemistry-official.net/s/n47/page/biography?ima=1433

2012、13年からソロ活動を本格的始動

2012年7月から堂珍嘉邦は本格的なソロ活動を開始しました。歌手としてはもちろんのこと俳優としても活躍。

『真夏のオリオン』(2009)、『醒めながら見る夢』(2014)では主演を。その他に時代劇『石榴坂の仇討ち』(2014)、『悼む人』(2015)にも出演しました。

なんと『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』(2017)では仮面ライダー風魔役にも挑戦しました。

一方、2013年ごろから本格的ソロ活動を始動させた川畑要は、歌手活動と並行してバラエティ番組にレギュラー出演したり、インドネシアの映画にも出演しました。

2017年、CHEMISTRY活動再開

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2017年2月28日、3月1日に行われたワンマンライブで見事復活を果たしたCHEMISTRYは、同年11月15日35thシングル「Windy/ユメノツヅキ」をリリースしました。

ファン待望、なんと6年ぶりの新曲リリースとなり再び堂珍嘉邦と川畑要の音楽的化学反応が蘇りました。