「楽器を持たないパンクバンド」
WACK所属のアイドルグループ
BiSHは、渡辺淳之介が代表取締役を務める音楽プロダクション「WACK」に所属するアイドルグループです。
BiSのプロデューサーである渡辺淳之介。BiSが解散した後、つばさプラスから独立し設立されたのがWACKです。
WACKという会社名は「わたなべ あーてぃすちっく くりえいてぃぶ かぶしきがいしゃ」の頭文字からとられているそうです。
Brand-new idol SHit
渡辺淳之介の「BiSをもう一度始める」という宣言から始動したBiSH。
このBiSHという名前は、「新生クソアイドル」という意味である「Brand-new idol SHit」の略となっています。
因みに、BiSHの元となっているBiSは「Brand-new idol Society」(新生アイドル研究会)の略です。
「新生クソアイドル」という肩書きから、ファンのことはクソを掃除する「清掃員」と呼びます。
「BiSをもう一度始める」という公式二番煎じグループとして始動し、始動直後はBiSの頃のような過激なプロモーションも行われましたが、現在では割と正統派なアイドルらしくなってきています。
また、avexからメジャーデビューをする際に、「avexに失礼」という理由から「新生クソアイドル」という肩書きを外し、現在は「楽器を持たないパンクバンド」という肩書きで活動しています。
正統派アイドルとは異なる、パンクロック的な激しいカッコよさと、メッセージ性の強いエモーショナルな曲が特徴的なBiSHです。
「OTNK」について
BiSHの1stシングル!
「OTNK」は、2015年9月2日に発売されたBiSHの1stシングルです。
デビューから間もなく、インディーズ期の1stシングルでありながら、オリコンチャートでは最高10位を獲得しています。
BiSが解散し、行き場を失った研究員(BiSのファンの呼称)たちが結成時からBiSHに注目していたので、彼女たちの人気は最初からある程度あったのでしょう。
また、BiSHの2ndアルバム『FAKE METAL JACKET』にも収録されています。
このアルバムは、1stアルバム『Brand-new idol SHit』に収録されている名曲達も数多く収録されている1枚です。
ある意味インディーズ期のベストアルバムともいえる1枚。
是非とも聴いてみてください。
どんな曲?
「OTNK」はBiSH史上最も激しい曲なのではないでしょうか。
和の雰囲気で哀愁漂うイントロから怒涛の疾走。メタルのようなヘヴィなギターの刻み。
激しい曲が好きな人は、一度聴いたら病みつきになってしまうこと間違いなしの1曲です。
歌詞には意味がない!?
よく意味の分からない歌詞
凹部連勝 無礼講 いざ見ぬ明日へ
革命 仁義なき戦いへ
栄光の向こう と言いますと?
近未来人の増加?
懺悔だけが 尾を引く獣
出典: https://twitter.com/manaridesuyo/status/831482447955005443
負う名
切り裂く 多めに 楽勝
明媚 洛上 折々の
汲み取るストイック 不安だけ
浮世さ 追う 鎮火 鎮火
負う名
切り裂く 多めに ラヴソング
明媚 洛上 折々の
汲み取る クエスチョンと不安だけ
浮世さ 追う 鎮火 鎮火 (for you)
出典: https://twitter.com/bish_lyric_bot/status/931156192360939522
こう歌詞を見てみると、正直意味が分かりませんね。
「革命 仁義なき戦いへ」という歌詞や、PVで巨大ザリガニと戦っているところからも、世界と戦っていく様子を描いた曲なのでしょうか?
でも、実際に曲を聴いていると、明らかにこの歌詞とは違うように歌っている箇所もあるし・・・
そもそも「追う 鎮火」ってどういうこと?
とまあ、色々意味の分からない部分が多い歌詞です。
今だ!
未だ人まかせの ただあやつり人形?
そうじゃない そんなもんじゃない
なめんじゃねーーーーーーーー!!!!
出典: https://twitter.com/paintitbeer2009/status/711535114153566208