「バレッタ」のカップリング曲「私のために 誰かのために」
乃木坂46 7thシングル「バレッタ」に収録
「私のために 誰かのために」は、2013年11月27日に発表された乃木坂46の7thシングル「バレッタ」のカップリング曲としてリリースされました。
「私のために 誰かのために」というタイトル通り、自分のため、そして人のために生きる姿が見事に歌詞として表現された素敵な楽曲となっています。
なお、「私のために 誰かのために」はタイプ別カップリング曲Aということもあり、Music Videoの撮影は行われませんでした。
ユニットメンバーのファンの方にとっては、残念な部分もあったかもしれませんが、彼女たちの魅力的な歌声に癒されていきましょう。
今回の記事では「私のために 誰かのために」が持つ魅力について紐解いていきます。
楽曲メンバー
衛藤美彩、川村真洋、桜井玲香、白石麻衣、高山一実
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/バレッタ_(乃木坂46の曲)
「私のために 誰かのために」は、乃木坂メンバーのユニット曲としてリリースされました。
そのメンバーは、全員乃木坂46の1期生で、上述の5人となっています。
5人のメンバーの力強い歌声や、時に優しさに包まれたような歌声に魅力が詰まった楽曲としても注目が集まりました。
5人とも歌唱力には定評があることも有名で、ファンの中から「シングルで出しても良いのではないか」といった声も聞こえるほど、ファンの心を打つ名曲となりました。
乃木坂46のスタッフからも「乃木坂の歌選抜だ!」といった声が上がるなど、歌手としての5人の魅力が存分に込められた楽曲となりました。
それぞれに特徴的な歌声を持っているため、それぞれの歌声に注目して聴くのも楽しいのではないでしょうか。
全員が1期生だからこそ成せる、息の合ったユニゾンも魅力の1つです。
しかし残念なことに今では参加メンバーの中から卒業メンバーも出ています。
そのためオリジナルメンバーでのパフォーマンスの機会はもう無くなってしまいました。
しかし、だからといって楽曲自体の披露が無くなってしまった訳ではありません。
毎年恒例の「BIRTHDAY LIVE」では全曲披露が定番となっています。
そのため、この楽曲も披露される機会が必ずあるということ。
歌唱力が評判のユニットなので、その際には代わりに歌の上手い後輩メンバーが選ばれるかもしれませんね。
センターは大人気の白石麻衣
「私のために 誰かのために」は、5人のメンバーのうち、センターを務めたのは白石麻衣さんでした。
「まいやん」の愛称で親しまれる白石麻衣さんは、乃木坂46の中でも絶大な人気を誇っており、そのパフォーマンスにも注目が集まる楽曲となりましたね。
残念ながらMVはありませんでしたが、コンサートで披露する白石さんや他のメンバーも含めたパフォーマンスは、静と動が見事に入り組んだ構成となっています。
歌詞やリズムに合ったパフォーマンスを披露してくれるあたりが、さすが乃木坂46のメンバーと言えますよね!
シングル曲でも数々の楽曲でセンターを務めてきた白石麻衣さん。
ユニット曲のセンターでも、その持ち前の存在感を発揮しています。
その他のメンバーも楽曲の雰囲気に合っており、皆それぞれに印象深い歌声とパフォーマンスを披露していました。
「私のために 誰かのために」の歌詞の魅力
知る人ぞ知る名曲
「私のために 誰かのために」は、その歌詞の魅力にも注目が集まる楽曲となりました。
いわゆる乃木坂46ファンの中でも、「知る人ぞ知る名曲」として後世に語り継がれる楽曲となっています。
実際に歌詞に触れながら、その魅力に迫っていきましょう。
歌詞の意味を考察していくことで、この楽曲がコアなファンに支持される理由が分かります。
その人気の秘密は、この楽曲の持つメッセージ性にも込められているからです。
具体的に歌詞をご紹介しながら、そのメッセージがどのようなものか紐解いていきましょう。
私のために歌ってくれた
私のために歌ってくれた
胸に沁みるあの日の歌
陽射しの中 頬を拭い
さあ今度は 誰かのために
しあわせになった人が
手を差し伸べる番だ
プリーズ
出典: 私のために 誰かのために/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦
「私のために 誰かのために」は、本当に素敵な楽曲ですよね。
「私のために歌ってくれた」という歌詞は、まさに誰かが私のためを想って歌を歌ってくれたという温かさが伝わってくるフレーズです。
そして、「さあ今度は 誰かのために」という歌詞からは、幸せを受けた人がその幸せを他の人に伝播していこうとする姿が映し出されています。
そうやって一人ずつ幸せをつかみとっていくことで、日本全体へ思いが広がっていってほしいと願いが感じ取れます。
さらに世界全体が幸せで包まれた環境になっていって欲しいという、そんな気持ちが汲み取れる素敵な歌詞となっているのではないでしょうか。
自分だけが幸せになるのではなく、自分が幸せになった分だけ周りの人も幸せになって欲しい。
そうした想いを抱える人が増えれば増えるほどに、世界はより良い方向へと変わっていくのではないでしょうか。
ここでは主人公が幸せを届けてもらった手段が「歌」であると描かれています。
しかし、皆自分ができる手段でその幸せを他者に届けていけばいいのです。
自分が他者のためにできることをやることこそ、幸せを伝播させる近道なのではないでしょうか。