吹き荒ぶ風に挫けそうになるけれど
笑いながらつよがりながら生きているよ
色んな人に出会うたび鏡のようさ
僕のなにもかもがあなたを写している
出典: ever since/作詞:高橋優 作曲:高橋優
冒頭に登場したビル風がつながってきます。
ビル風=吹き荒ぶ風は、あなたのいない都会でのぼくの苦労を表しています。
あなたがいないところでも、ぼくはあなたの存在を自分の中に感じている。
今までの歌詞からすると、ぼくとあなたはいわゆる”理想の親子関係”とは程遠いのかもしれません。
しかしぼくにとってのあなたは、ふとしたときに思い出す温かい存在なのです。
それはまるで、ふと月明かりを見上げたときのように。
最後に
親子という関係は、どこにでもある関係だからこそさまざまな形があります。
ぼくとあなたのように、エゴがぶつかって傷つけあってしまう関係。
「生きるとか死ぬとか父親とか」のトキコのように、どこかで親を憎みながらも気にかけてしまう関係。
ぶつかり合っていびつな形をした関係でも、結局は心の中に存在してしまうのが親子なのかもしれません。
親子という関係に正解も不正解もないのだと、この「ever since」を聴いて気付かされました。
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