Hilcrhymeって?
2005年に結成されたヒップホップユニット
Hilcrhyme(ヒルクライム)は、新潟県出身のTOC(トク)とDJ KATSU(ディージェイ カツ)の2人組ヒップホップユニットです。
2005年に結成し、2008年シングル「もうバイバイ」をインディーズでリリースし、一気に注目を集め、2009年シングル「純也と真菜実」でメジャーデビューしました。
デビューシングルのタイトルの名前は、実在の人物です。
TOCの親友、純也さんのために作られたウエディングソングで、真菜実さんとの結婚式のときに披露されたサプライズソングでもあります。
親友のために作った楽曲だなんて、ステキなエピソードです。しかもそれがデビューシングルだなんて。
Hilcrhymeの男気のようなものが感じられます。
ミュージックビデオには、真菜実さんの役にニュースキャスターの皆藤愛子さんが出演し、ウエディング姿を披露して話題になりました。
初々しい皆藤愛子さんの花嫁姿はめちゃカワイイですね。
続けざまに、セカンドシングル「春夏秋冬」をリリースすると、オリコンデイリーランキングで1位になりました。
また、長期にわたって「春夏秋冬」は、売れつづけ、その年の日本レコード大賞新人賞を受賞しました。
一気にスターダムを駆け上がっていき、ヒルクライムの名前が全国区になりました。
このヒルクライムの名前は、ふたりがスノーボードが好きなことから、「丘を登りつづけたい」の意味を込めてつけられ、「クライム」というのはラップの用語で、「韻を踏む」という意味をかけているそうです。
また、2013年より、TOCは、ソロ活動をスタートさせています。
ニューシングル「涙の種、幸せの花」
テレビドラマ「さくらの親子丼」の主題歌に
2017年11月22日に発売される「涙の種、幸せの花」が、「さくらの親子丼」の主題歌となりました。
ドラマは、2017年10月7日にスタートしています。
東海テレビの土曜の夜のドラマ、毎週土曜日23時40分からはじまるオトナの土ドラ枠です。
一度聴くと、ヒルクライムのメッセージがダイレクトに心に響き、ドラマのストーリーと重ね合って、感動的です。
「さくらの親子丼」は真矢みき主演の社会派ドラマ
ドラマ「さくらの親子丼」は、元宝塚男役トップスター、真矢みきさん主演の社会派人情ドラマです。
シングルマザー、九十九さくら(つくも さくら)役の真矢みきさんの説得力のあるセリフに一言一句、納得し、感動を覚えます。
「泣きたいときは泣けばいい。落とした涙の粒だけ幸せの花が咲くんだから」が、口癖の主人公さくら。
社会からはみ出てしまった、厳しい環境に置かれてしまった若者たちが、まっすぐな性格のさくらの元に親子丼を食べにきます。
親子丼でお腹が満たされて、さくらのことばに心も満たされる、そんな居場所です。
さくらは、息子を亡くした悲しい過去があります。現在は、古本屋を営んでます。
居場所を求めている若者たちと純粋に向き合う、さくらの姿に毎週土曜日、感動を覚えてる視聴者続出のようです。
「涙の種、幸せの花」の歌詞を見てみましょう
僕が君の居場所となろう
泣きたいときは泣けばいい
ここへおいで 僕が君の居場所となろう
街の片隅で震えてる
どこに行けばいいのか探してる
口にせず胸に留めてる
おかえりって言葉を求めてる
出典: https://twitter.com/Yamada_reichan/status/927072418287333376?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fotokake.com%2Feditor%2Fedit%2F3993
ダイレクトなTOCのメッセージがそのまま心に届いてきます。
孤独で不安でどうしようもないときには、抽象的なことばよりもより具合的なことばが胸に届くかもしれません。
「さくらの親子丼」にぴったりな楽曲です。
信じることを怖がってる
暗い部屋 一人蹲ってる
なら手を貸すよ
閉じた世界から飛び出す未来を描いてる
出典: https://twitter.com/Yamada_reichan/status/927072418287333376?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fotokake.com%2Feditor%2Fedit%2F3993
大人になりきれない、どうしようもなくて、答えが出ずに、ひとり孤独に暗い部屋で体育座りをして、泣いてる、そんな情景がぼんやり浮かび上がります。
迷っているけれど、未来を信じる力はまだ失っていないのです。
大丈夫さ 怖くはないよ
世界中が否定をしても
僕だけが君の肯定をしていようか
出典: https://twitter.com/abym_abym/status/930063872286793730?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fotokake.com%2Feditor%2Fedit%2F3993
必ず、誰か、「君」のことを認めてくれる人は必ずいる、まず「僕」がいるよ、と。
怖くないから、世界に出よう! と力強く励まします。