楽園
2004年リリース
今回ご紹介する「楽園」について、簡単におさらいします。
発売は2004年の12月15日、Do As Infinityにとって18枚目のシングルです。
前作の「柊」から1年空けてのリリースでした、オリコンチャートの最高位は2位を記録しています。
翌年発売6枚目のオリジナルアルバム「NEED YOUR LOVE」にも収録されました。
2005年発売のベストアルバム「Do The A-side」でも聴くことが出来ます。
ワンコインシングル
この作品は、CDに「楽園」とそのカラオケ版の2曲のみを収録し1枚500円で発売されました。
ワンコインシングルとして話題を集め、次作の「For the future」も同じ価格設定でした。
ビデオクリップ1曲を収録したDVDとセットで1300円、お買い得ですね。
音楽配信が当たり前の現在と違い、当時は「1曲だけ買う」のは新鮮でした。
映画「犬夜叉 紅蓮の蓬莱島」テーマ曲
「楽園」は映画「犬夜叉 紅蓮の蓬莱島」のEDテーマ曲として起用されました。
この映画は、2004年12月23日公開に公開、「とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ!ハム太郎とふしぎのオニの絵本塔」同時上映され、興行収入は8億円ほどだそうです。
残念なことに、今作が映画の最終作になってしまいました。
Do As Infinityの二人も出演していた?!
「犬夜叉 紅蓮の蓬莱島」に、Do As Infinityの二人が声優として出演しています。
伴さんは、「奏姫(かなでひめ)」という来訪島の巫女。
ネーミングといい巫女さんといいイメージが合いますね。素晴らしい。
大渡さんはというと…「村人」。
希代のロックスターにこれはないのでは…と思ったのは私だけでしょうか?
ネタとしては面白いと思います、MCで話題にならないかと楽しみにしています。
歌詞について
ここからは、「楽園」の歌詞をご紹介していきます。
全体的には、争い、傷ついてても、大切なものを見失わないで、強く生きていこう、という明確なメッセージが込められています。
「犬夜叉」の劇場版に、イメージがマッチしていますね。
歌詞を徹底紹介
誰もが 皆 知ってる
消せやしない 傷を
どれくらい 続くの?
もういらないよ
出典: 楽園/作詞Ryo Owatari :作曲D・A・I
トラウマになる程深い傷を「持ってる」「負ってる」ではなく「皆 知ってる」としたのは、みんなが共有していることを強調しています。
「どれぐらい 続くの?」「もういらないよ」から、終わりの見えない戦いが連想されます。
この果てしなく広い 世界に
自分だけの地図 描いて
涙こらえて 僕等は
歩いてゆこう
出典: 楽園/作詞Ryo Owatari :作曲D・A・I
「世界」がどんな形をしているとしても、地図は自分で書くことができます。
たとえどんなに辛くとも、自分だけの道を進めば良いのです。