「LOVE SURVIVE」ってどんな曲?

ギターのメロディーが激しくも儚いロックチューン

【LOVE SURVIVE/SCANDAL】歌詞解説!恋愛はサバイバル!恋が実るまであと少し!?の画像

「LOVE SURVIVE」は聴いていて元気が湧いてくるロックナンバーです。

メインボーカルのHARUNAとベースのTOMOMIが掛け合わせながら歌っています。

曲全体として、ギターのサウンドがとても目立つ楽曲です。

パワーコードがメインとなっており、とてもカッコ良くまさにガールズロック!

2011年発売当時は男性ファンのみならず、同世代の女性ファンからも多く支持を得ていました。

SCANDALの代表曲である「少女S」や「瞬間センチメンタル」の様にライブでも盛り上がる楽曲です。

「LOVE SURVIVE」のPVをチェック!

演奏しながらダンスがカッコイイ!

SCANDALといえば、演奏しながらダンスをするという特徴があります。

この「LOVE SURVIVE」もそんな楽曲の1つです。

元々ダンス&ボーカルスクールに通っていたメンバーだけあって、ダンスもキレキレです!

2011年当時10代の女子を中心に流行っていたストレートロング…。

そのヘアスタイルが彼女達のダンスをより激しく見せてくれます。

筆者も当時ギター少女であったのですが、踊りながら弾くなんてできませんでした…。

改めてSCANDALのカリスマ性を見れるPVですね。

制服を脱いだら…?

【LOVE SURVIVE/SCANDAL】歌詞解説!恋愛はサバイバル!恋が実るまであと少し!?の画像

2011年頃のSCANDALといえば、「制服」が代名詞でした。

制服を着た女子高生風のメンバーバンド演奏する姿がなんとも可愛らしくカッコイイのですが…。

制服といえば、なんとなくまだ「子供」というイメージもあります。

PVからわかるのは、昼間は制服ですが夜は大人っぽく私服になっています。

昼間は子供に見えても、夜は大人になれるというちょっぴり背伸びした10代の女の子…。

そんな気持ちを表現しているのでしょう。

素直になれない恋心を描いた「LOVE SURVIVE」の歌詞解説!

誰かに取られちゃう?焦る気持ちを誤魔化す気持ち

ハリーハリー 焦る恋心
スロウリースロウリー 君を待つ時間
されど"イイ娘"にはなれない Naked Girl
それなら強引 Goin' 酸いも甘いも
一切関係なしの私で
そう ホレたハレたの勝負よ Weekend Night

出典: LOVE SURVIVE/作詞:HARUNA・Hidenori Tanaka 作曲:Hidenori Tanaka

片想い中の恋心って、好きな人が誰かに取られてしまうのではないかと心配になります。

そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?

きっと片想いしている男友達と遊びに出かける前の心境を表現しているのでしょう。

どんな時も誰かを待つ時間というものはとても長く感じます。

相手に対して「好き」という恋愛感情を持っていますが、少女はその気持ちに素直になれないのでしょう。

好きだからこそちょっとイジワル言ってみたりワガママなふりをしたりしてしまう…。

待ち合わせ場所にやっと来た相手に「もう!遅いー!」なんて言っている姿が想像できました。

週末の夜って、誰しも少し羽を伸ばしたくなる時です。

ちょっとした冒険をしてみたいという少女の気持ちがこの歌詞では表現されていますね。

いつかはきっと…。

そわそわとメイク直したら
唇に ピンクのリップスティック
いつかはダーリンダーリン?
密かな想いまだ見破らないで

出典: LOVE SURVIVE/作詞:HARUNA・Hidenori Tanaka 作曲:Hidenori Tanaka

彼を待たせている状態でメイク直しをしているのでしょう。

早く戻らなきゃという焦る気持ちと、この先どうなっていくのか、どうなってほしいのか考えている…。

そんな少女の気持ちが伝わってきました。

大人になりたいけれど、まだ子供の気持ちも捨てられない感情…。

そんな気持ちが「ピンクのリップスティック」という歌詞に詰め込まれているのではないでしょうか。

大人の女性というイメージの中に「ピンク」というカラーは少なくなっていきます。

「ピンク」というと10代や20代前半までの女性のイメージになる方も少なくないでしょう。

もちろんいくつになっても似合うのであれば好きなカラーを使うべきですが…。

個人差がありますがあくまでもイメージの中の話として、「ピンク」は子供というイメージが持てます。

しかし、少女にとって唇に色を入れるという事は少し大人な気持ちでもあります。

色こそ子供ぽさがあるものの、リップスティックを使うことで大人になりたい!という表現があるのではないでしょうか。

そして、待たせている相手はいつか「ダーリン」と呼べるようになるのかな?なんて想像している姿も想像できます。

自分が相手に対して「恋心」を抱いているという事実を相手にバレたくない。

恋の駆け引きを楽しみたい!という気持ちが伝わってきますね。

なんともいじらしい歌詞がこの先の展開をより楽しみにさせてくれます。