松任谷由実【幸せになるために】歌詞の意味を解説！幸せになるためにこうしてきた…時を越えた再会に涙

とても詩的なラインです。

松任谷由実の文学的素養の高さをうかがわせます。

切なくて長い夜を短く感じるように懸命に愛した想い。

彼女にとってこの恋愛がとても深い意味を持っていたことを証明するようです。

切なくて長い夜が明けると彼に会うことができる。

彼女はそのために多大な努力をします。

彼の前で素直であり、気遣いができ、なおかつ意志を強く持とうとする努力。

ひとり立ちした女性として男性と向き合えるように彼女は自分自身を磨き上げます。

恋愛をより充足したものにするためにはお互いの思いやりと適度な自立が必要だと気づいたのでしょう。

大切にしたい想いです。

やはり不倫の愛だったのでしょうか。

不意の再会があってもふたりが元の恋愛関係に戻ることはないようです。

ふたりはそれぞれの日常や生活に戻っていきます。

終わってしまった恋愛は引きずらないで生きるのだという決意を感じざるをえません。

すべてのカップルに当てはまる公式ではないのですが、彼、彼女はこの道を選びました。