それぞれの迷路の見取り図を僕ら互いの掌に委ねあってさ
人生に迷うたびに 不安や幸せの位置を見失わないよう 確認しようよ
インスタントの友情 ほころぶ 迫りくる本性 狂ってく感情
傷を 癒そう 孤独に飲まれてしまう前に
出典: HELLO/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
大切な人は、関係性の定義を問いません。
家族、恋人、親友、あるいはどれでもない呼び方として、その強い絆を結んでいる人もいることでしょう。
ですが皆それぞれに、歩む道のりは違います。その中で、大きな壁や不安にぶつかることもあるはず。
壁や不安を取り除いて、自分の道のりを歩いて行けるのは確かに自分自身のみです。
ですが足がすくんでしまう時に背中を押してくれたり、もしくは自分が誰かの背中を押す側になったり。
自分が大事に思う人との絆や繋がりは、得てしてそのように育まれるのでしょう。
ですが時には、そんな繋がりも危機を迎える時だってあります。
今まで見えなかった相手の本性、今まで見せなかった自分の本性。
それらを垣間見た時こそ、真の絆や繋がりが試される時なのです。
周りが何を言おうと僕は君を信じる
窓から差し込む太陽 そんな風に君をあたためるよ
後ろ指をさされ 正気の沙汰でないと 揶揄されたとしても
疑心暗鬼で凍てつく心を 溶かしきったら続きを話すよ
ありふれた言葉じゃ もう表せないほどに猛る思いを
出典: HELLO/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
今まで大切だと思っていた相手に、傷付けられることももしかしたらあるかもしれません。
ですがそんな時、本当に相手のことを思いやる心を持っていたとしたら。
傷付けられたからと言って、簡単に相手の事を嫌いになったりはしませんね。
これまで相手と自分で紡いできた絆は、決してそんなにヤワで簡単なものではなかったはずです。
自分が大事に思わない他の人や、自分たちに過去も未来も関わることのないであろうその他大勢。
そんな人々にどれだけ悪口や陰口を言われても、きっと気にもならないはずです。
なぜなら、本当の相手と自分を知っているのは、まぎれもなく自分たちだけなのですから。
誰に何を言われても、自分の目に映る相手を信じる。闇に落ちてしまいそうなときは、その手を掴む。
それこそが本当の意味で誰かを愛し、大切にする、ということなのではないでしょうか。
これまでの日々は色褪せないから
どんなに未来が見えなくても確かなもの
あのビルの屋上見下ろす街中の景色は1つの模様 さあ
探ろう君と 得体の知れない世界を 歩いてこう
出典: HELLO/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
大事な人と一緒にこの街で、これまで歩いてきた道のり。
何かに迷い、傷つき、不安を覚えた時は、それを思い出してみて下さい。
今がどんなに辛くても、これからの未来がどれだけ先の見えないものでも。
それだけは間違いなく、自分と相手の間に存在していたものなのです。
ヒーローに救われたら、次は君がヒーローになるんだ
HELLO 360度 僕らを包むこの世のBeautiful
思わず忘れたよ 無傷で生きるバリアを張ってたってことを
決まり文句も座右の銘も 何も持ってない素朴なヒーロー
笑い合えただけで どんな場所へも肩を並べて行けるよ
HELLO HELLO HELLO
何度でも言うよHELLO
出典: HELLO/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
自分一人では抱えきれない、辛いことや苦しいこと。 それらは誰かと抱える事で、ぐっと楽になる。そんな経験をしたことのある人もきっと多いことでしょう。
思い返してみて下さい。そんな時隣にいたのは、いつも自分にとって大事な人ではなかったでしょうか？
自分の大切な人、自分を助けて、救ってくれるヒーロー。
そんな存在がいるだけで、きっとあなたの足取りはぐっと軽くなるはずです。
誰しもが、きっと誰かに救われた経験を持っているはず。
それを嬉しく思う時がきたら、ぜひ今度はあなたが誰かの荷物を一緒に持ってみませんか？
誰しも、自分にとっての大事なヒーローを持っている。
そして同時に、誰しも誰かのヒーローになる可能性を秘めているものでもあるのです。
最後に
いかがでしたか？今回はOfficial髭男dismの『HELLO』をご紹介致しました。
日々何気なく過ごしている中で見過ごしてしまいそうな、当たり前の日々。
そして当たり前のように周囲にいてくれる、大切な人＝ヒーローを歌った曲となっていました。
ぜひあなたも、身の周りにいるヒーローを大事にして下さい。
そしてあなた自身も、いつか誰かのヒーローになることができますように。
関連記事もあわせてチェック！
本サイトOTOKAKEには、まだまだ皆さんに読んで頂きたい素敵な記事がたくさん！
最後に、本記事とあわせてチェックして頂きたい楽曲を、2曲一緒にご紹介致しましょう。
