ブリッジの解説
通常洋楽などは、「1番Aメロ→サビ→2番Aメロ→サビ→ブリッジ→サビ」という構成が多いのですが、「Stimulator」の場合は少し構成が変わります。
今回は「1番Aメロ→ブリッジ→サビ→2番Aメロ→ブリッジ→サビ」という流れです。
そしてこのブリッジの英語が、まさに小室哲哉さんが言う「音に乗せるための英語」ですね。正直ここの部分の歌詞は英語として読むと不自然です。
おそらく、「退屈な日常から抜け出すために、とにかく一歩踏み出せよ!」という事を伝えたいのでしょう。なのでBメロ部分はかなり意訳です。
コードが美しいサビへ♫
I’m in middle of the story
We get so high inside the strobe light
And then get wrapped up into the story
We get so high inside a glory hole
And then get wrapped up
出典: Stimulator/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
Together
We cannot be friends
Your over-rated criticism
In dazzling structure filled with lust
There are all the people craving to be loved
出典: Stimulator/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
サビを解説
「Stimulator」の最大の魅力は、サビ部分の美しいコードとメロディです。マイナーコードからメジャーコードに目まぐるしく変わる部分は、演奏していても楽しいですね。
一方、謎が多いのが歌詞。俺(I)と俺等(We)は「何の」ストーリーの途中で、「何に」巻き込まれているのかが表記されていません。
登場人物は、上下左右の感覚を失くすレベルでハイになっているというイメージでしょう。
また、2パラグラフ目も意訳して考える必要があります。歌詞部分を意味の通る英語に書き直すと、
"Though we stay together, we can't be friends beause you're criticizing (me? yourself? everything?) too much."
「俺等は一緒にいるけど友達にはなれない。だってお前は(俺を?自分自身を?全てを?)批判してばっかりだから」
という意味を伝えたいのでしょうか。ここは想像力を働かせましょう。
2番のAメロとブリッジ
2番のAメロは、単語がパラグラフ毎にそれぞれ1つだけ変わります。その部分だけ書きますね。
まずはAメロ第1パラグラフの6行目。「dirty bomb(汚い爆弾)」が「dirty chics(汚い女)」に置き換わっています。
またAメロ第1パラグラフの1行目。「But boys(お前等さ)」が「Baby girl(*可愛い女の子に対する呼びかけに近いです。「ねぇ君」などの意味)」に置き換わっています。
そしてAメロが終わると、またブリッジを繰り返してサビに向かいます。
最後のサビへ
2番のサビは、1番のサビを繰り返した後別の歌詞を伴ったサビが繰り返されます。新しく追加されるサビの歌詞を見てみましょう。
To tell the truth
With no offense
We’re not for you
We live for us
In dazzling structure filled with lust
There are all the people craving to be high
出典: Stimulator/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
[和訳]
本当の事を言うと
気を悪くしないんで欲しいんだけど
俺等はあんたのためにいる訳じゃないんだ
俺等は自分のために生きてるから
欲望で溢れたギラギラする建物の中にいるのは全員
ハイになる事を渇望する奴ら
「Stimulator」まとめ
誰でも毎日同じ事のルーティーンを繰り返していると、「自分の人生このままでいいのかな?」と疑問に思う事がありますよね。
退屈な毎日の中にも幸せがあると思いますし、平凡な毎日を崩すのも大人になれば難しい所。
そんな時は、せめて[Alexandros]の「stimulator」を聴いたり歌ったりして心をリセットしてみて下さい!
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