もうたくさんなんだ
いつか見た 希望(ヒカリ)
追いかけてみても
行き先は見えない
嫉妬や痛みと
いい距離でいたい
苦しいけど
僕にはちょうどいい

何かが破れて 放たれた彼方へ
残されたものも 自分の歌を歌え
どこにいてもいつかは
終わるんだって
月明かり差し込む 闇の色

どこにでもある 偽りの色彩
もう染み付き過ぎて
いつまでも 抜けない
どうしようもなく いびつな存在
狂おしいほど 僕には美しい

出典: 狂おしいほど僕には美しい/作詞:Michael Kaneko 作曲:Hiro-a-key

自分を痛みつけるもの全てを回避したい。

そうすれば孤独になると分かっている。

でも、ボロボロになった自分を守りぬくことが、今の自分には必要だからこうするしかない。

そんな考えが、歌詞から読み取れます。

恐らく心の深いところでは癒しを求めているのではないでしょうか。

でも、このまま人を遠ざけ続ければそれが叶うことはないはず…。

葛藤を抱えながら生きているのですね。

心に突き刺さる「激痛」を放出するかのように歌い上げるmajiko

彼女の張り裂けるような鋭い歌唱には、原動力になる強い葛藤があるのだと思います。

最後に

「心の傷」に寄り添う

majiko【狂おしいほど僕には美しい】MVを考察!どこを彷徨っているの?狂おしい世界に光はある?の画像

「狂おしいほど僕には美しい」はいかがでしたか?

majikoの歌う楽曲はいつも強い負のエネルギーと「生きようとモガく姿」が感じ取れます。

彼女自身が様々な経験をして感性を培ってきたからこそ表現できるのでしょう。

頑張りたいのに過去に囚われて身動きが取れない。

辛い経験から味わった絶望感が消えない。

そんな心の傷を負った人の心に寄り添ってくれる楽曲ですね。

オススメの楽曲を紹介

OTOKAKEにはmajikoに関する記事がいくつもあります。

その中でもオススメのものをご紹介するので、ぜひご覧ください♪

まずは、majikoが一躍有名となるきっかけとなった「心做し」。

こちらはボカロP、papiyonの作品です。

サビがかなりの高音なのですが、地声を張り上げて歌っていて大迫力。

本当に気持ちがこもっていて思わず涙してしまいそうです。

感情に直に訴えかけてくるような1曲。majikoの2ndミニアルバム「AUBE」の限定盤同梱のDVDに収録されている「心做し」を3つの動画を元に紹介します。自分を受け入れられない主人公の心情を描く歌詞にも注目!

今回ご紹介した「狂おしいほど僕には美しい」と通ずる世界感の「ひび割れた世界」。

でもこの楽曲では愛する誰かが登場します。

2人きりで孤独な世界を生きる…。

温かくも切ない心情をみごとに歌い上げています。

「思った以上に怖かった」と評判の、佐野史郎主演で贈るオトナの土ドラ「限界団地」。この作品の主題歌に起用されたmajiko(まじ娘)の新曲「ひび割れた世界」について今回は解説していきます!

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