シンガーソングライター・絢香のプロフィール
幼い頃から歌うことが大好きだった
2006年に、歌手としてデビューを果たした絢香。
実は、彼女の音楽活動自体は2003年から始まっています。
幼い頃から歌うことが大好きだった絢香。小学校4年生の時に初めて洋楽を聴き、そこから音楽にのめり込むように。
中学時代にははっきりと、歌手という夢を思い描くようになりました。
すると、その夢を実現するために、高校1年時より音楽活動を始めます。この頃は仲間とバンドを組んで、自分たちの好きなアーティストの楽曲をカバーする演奏が中心でした。
レコード会社争奪戦の末、歌手デビュー
楽曲カバーを中心に音楽活動を行っていた絢香ですが、次第に「自分で作った音楽を届けたい」という感情が芽生えるようになります。
そこで、音楽理論などを学ぶために、音楽プロデューサーの西尾芳彦が主催する音楽塾に入塾。本格的に楽曲創作を始めました。
すると、彼女のシンガーソングライターとしての才能が開花。
この頃制作したデモテープは東京に持ち込まれ、各レコード会社争奪戦になるなど、音楽業界から大きな注目を浴びる存在となります。
そして、高校3年生のときに、デビューのために上京。ワンマンライブを行うなど話題を集めながら、2006年に「I believe」で歌手デビューを果たしました。
2009年4月、突然の活動休止を発表
2006年にデビューを果たしてからは、日本レコード大賞・最優秀新人賞を受賞した「三日月」など、ヒット曲を連発した歌手の絢香。
日本武道館でのライブや、紅白歌合戦出場など、まさに歌手として順風満帆の日々を過ごしていました。
しかし、2009年の4月、突如「俳優水嶋ヒロとの入籍と、年内での歌手活動の休止」を発表します。
歌手活動の休止は、デビュー翌年から患っていたバセドウ病の治療に専念するためでした。
休養期間を経て、活動再開
その後しばらくは、病気療養のために表舞台から遠ざかっていた絢香でしたが、2011年の10月に活動再開を発表します。
所属事務所を退社していたため、自主レーベルを立ち上げての復帰でした。
活動再開後は育児の傍ら、精力的に音楽活動に取り組んでいる絢香。
アルバム発売や、紅白歌合戦出場など、母になっても第一線を走り続けています。
そんな絢香ですが、2016年にデビュー10周年を迎えたことを記念したアルバム「THIS IS ME 〜絢香 10th anniversary BEST〜」を発売しました。
活動10周年記念ということもあり、これまでの集大成ともいえるアルバムに仕上がっています。
名曲として名高い「ありがとうの輪」
キットカットのCMでも話題の一曲
「ネスレ キットカット」日本発売40周年記念キャンペーンに起用された絢香。
そのキャンペーンソングとして書き下ろされたのが、「ありがとうの輪」でした。
アルバム「THIS IS ME」にも収録されているこの曲は、身近な人への感謝の思いを綴った一曲となっています。
作詞にまつわる意外な制作秘話
この曲には、作詞にまつわる意外な制作秘話があります。
実は絢香は、この曲を作詞する際「ありがとうと一番伝えたい人は誰ですか」とtwitterで投げかけ、それに対するファンからの返信(リプライ)を参考に歌詞を書き上げたのです。
それがこの曲の、聞く人の心を掴む、リアリティ溢れる歌詞につながっているのかもしれませんね。
シンプルながらメッセージ性の強い歌詞で、結婚式のBGMとしても人気の「ありがとうの輪」。
今回は、「ありがとうの輪」の歌詞を紐解くことで、その感動的な世界観について紹介していきます。