AAA【Last Love】歌詞の意味を解釈!「最後の恋」と歌う理由は?深い心の傷は愛情の裏返し…の画像

きっとこれがLast love
信じていたのに何故?
そっと消えたLast love
もっと傷ついただけ
You should let me go,And I gottalet you go
You should let me go,And I gottalet you go
It's over,It's over

出典: Last love/作詞:SHIROSE from SHIROSE JUKU,GASHIMA from SHIROSE JUKU,NIKKI from SHIROSE JUKU 作曲:SHIROSE from SHIROSE JUKU,NIKKI from SHIROSE JUKU,Simada from SHIROSE JUKU,KEN MATSUOKA from SHIROSE JUKU

この恋愛程熱くなる恋は、もうないと感じています。

人生の中で人は沢山恋をします。

しかしどの恋も形が違う恋です。

この恋は永遠に続く……それほど深く愛していました。

大人になると恋にも冷静さが出てきて、若き日の恋愛程熱くなることもなくなります。

自分はずっと彼の心を信じていた。

しかしその気持ちは裏切られたのです。

この先どんな恋愛をしようとも、100%信じ続けることはもうできない。

相手を心から信じ、愛を疑わない恋愛はこれが最後になると断言しています。

二人の愛は、いつの間にか静かに消えたようです。

彼が浮気をしたわけでもなく、好きだという気持ちが彼の中から抜け落ちた。

だからこそ、もうやり直すことは出来ません。

男女で違う手放し方

歌詞5行目では、あなたと別れてあげるから私を解放して欲しいといっています。

女性版では過去となった恋愛に自らが別れを切り出すような、歌い方が特徴です。

既に一方通行となった関係に終止符を打つから、自分の心を解放して欲しい。

女性は、ひとつの恋愛が終わると気持ちを切り替えることが出来ます。

本能的なものといわれています。

一方西島ver.では、どうして上手くいかないんだ。

悔しいけど別れてやるよ、という現在進行形の歌い方になっています。

強い口調が、より一層心の傷を浮き彫りにしているかのよう……。

想いが強くて、別れを切り出したくないという想いがひしひしと伝わります。

別れの様子が切なく表現されている

彼の取り繕った言葉がむなしい

Hey boy,終わっていく恋
Hey boy,わかっているのに
I know I still love you
(Liar,liar,liar,liar,don't you play that)
Hey boy,途切れた言葉
Hey boy,取り繕うけど
I know that we're over
(Liar,liar)

出典: Last love/作詞:SHIROSE from SHIROSE JUKU,GASHIMA from SHIROSE JUKU,NIKKI from SHIROSE JUKU 作曲:SHIROSE from SHIROSE JUKU,NIKKI from SHIROSE JUKU,Simada from SHIROSE JUKU,KEN MATSUOKA from SHIROSE JUKU

いざ別れを切り出してみると、とても切ない思いがこみ上げてくる。

もう終わりにする恋だ、とわかってはいるけれど……。

まだ愛が残っていることを自分でもわかっている。

彼女は自分から別れを切り出したのでしょう。

彼は二人の関係を取り繕うかのように、言葉を選ぶけれどうまくいきません。

もう愛が消えてしまっていたのです。

もしかしたら、彼の中にもまだ愛は少し残っていたのかもしれません。

だからこそ取り繕ろうとしたのです。

けれど、そんな言葉も全てむなしく響きます。

彼女の方が先に彼の気持ち(愛が冷めている)に気づいたようです。

もうどうしようもないと気が付いた僕

西島ver.の解釈では言葉が途切れたのも、取り繕ったのも僕ではないでしょうか。

一緒にいる時間に、必死に言葉を交わそうとしますが、はやり上手くいかずに言葉が途切れてしまう。

もう終わっている恋なんだと、わかっていたのに。

西島の甘い声が、余計に歌の情景を後押ししとても切ない光景が目に浮かびます。

二人で決めたさよなら

素直な気持ちを表現

今さら二人はあの日に戻れずに
選んださよなら
He's all I want
Don't wanna cry
Don't wanna cry
Oh yeah

出典: Last love/作詞:SHIROSE from SHIROSE JUKU,GASHIMA from SHIROSE JUKU,NIKKI from SHIROSE JUKU 作曲:SHIROSE from SHIROSE JUKU,NIKKI from SHIROSE JUKU,Simada from SHIROSE JUKU,KEN MATSUOKA from SHIROSE JUKU

一度壊れた関係をもとに戻すことは出来ない、といわれています。

二人も関係を出会った頃のように戻すことは出来ませんでした。

ここにきて彼女は、自分の素直な気持ちを表現しています。

彼は私の理想の人、私の望む全てだった。

失ってしまった存在の大きさに泣き出しそうになります。

しかし、彼女は泣きたくないと自分に言い聞かせるのです。

泣かずに前に進もうという、意思すら感じます。

さよならは二人で選んだもの

この歌詞から、さよならは一方的ではなく二人で選んだことがわかります。

選んだということは、やり直すという選択もあったはず。

しかし、もう戻れないと感じた二人は別れを選択しました。

二人の恋愛からそっと愛が消えたように、別れも静かに訪れました。