愛された 記憶にも
触れそうで 触れないな
繋いだままで良いのに

出典: https://twitter.com/j_rock_songs/status/671335164060897280

触れることができるようで触れることができないのは、愛されていたという記憶です。

そしてそういう愛と繋がっているままがいいのにと歌われています。

この部分はとても深い部分です。

愛されていたという記憶の大切さ

愛されて育ってきた人間は、心の中に愛を持っています。

だからその愛を人に分け与えることができます。

でも両親も、ほかの人も愛されて育った人ばかりではありません。

愛は誰かから与えられるもの。

そういうものが自分になかった時、そういうものを求める旅がはじまるのかもしれません。

04 Limited Sazabysを含む多くのバンドは音楽というものを求め、音を求めています。

そして音にあわせて言葉を考えています。

だから言葉に無意識があらわれていて、とても凄いところにまで辿り着いている。 そう感じます。

母親と繋がったままがよかった。

子ども時代、すごした友だちたちと一緒のままがよかった。

そういう人と確かに繋がっていた愛の記憶。

"繋いだままがよかった"というこの部分は、人と人がわかれていく現代においてとても鋭く深いところをついています。

そしてバンドで仲間と音楽を演奏し続けるということの核心に迫る部分だと思います。

愛というものと繋がったままでよかったという部分は、人が何を求めて生きているかをしっかりと気づかせてくれます。

いつから 悲しいとか 優しいとか
涙の口実 君以外に何を取る 

いつかが正しいとか 悔しいとか
涙の抗議中 君以外に何を望む
君以外に 何もないだろ

出典: https://twitter.com/wanima_iikara/status/879271493250633728

だから、いつから悲しいとか、優しいとか、自分が涙をながす口実を考えはじめるのでしょう。

新しく出会い、自分たちが愛を手にするために僕が望むものは君以外にないのです。

とても深く、格好良い音楽と歌詞です。

monolith[04 Limited Sazabys]の名曲、気になる歌詞の意味とは?読み方は?の画像

04 Limited Sazabysの楽曲たち

彼らの音楽は熱く格好良いものばかり。いくつか曲をピックアップしました。

「Squall」

2017年8月30日に発売された「Squall」は彼らのサウンドの進化がみられます。

「swim」

1st Album「CAVU」に収録された曲です。

「knife」

1st Album「CAVU」に収録された楽曲です。Hi-Standardだけではなく様々な日本語ロックの影響が色濃く出ていますね。

彼らの音楽は日本のインディーズ音楽の魂を受け継ぎながら、音楽の持つ力を広げています。 さらに若い人々に受け継がれていく次のスタンダードかもしれませんね。

最後に