みんな脱がしてしまえば同じ女でも、嫌なものは嫌
ストッキングを取ってすっぽんぽんにしちゃえば
同じもんがついてんだ
面倒臭くなって送るのもよして
独りきり情熱を振り回す
バッティングセンター
出典: https://twitter.com/yuzuterchildren/status/718958514073243648
前の歌詞のような、不愉快で下品な女に嫌気が差し、食事の後どころか、面倒臭くなって家まで送ることもせず一人で帰したという歌詞。
「同じもんがついてんだ」という歌詞は、一瞬脱がせてしまえばどの女も一緒なのだから、一発致そうかと考え、しかし、欲望以上に面倒くささが先に立ったという感情が描かれています。
そして、体を動かして溜まった熱を発散しようと行った先は皮肉にも「バッティングセンター」。
そんな自分を馬鹿馬鹿しいと自嘲気味に笑っているのでしょう。
僕らは夢見たあげく彷徨って
僕らは夢見たあげく彷徨って
空振りしては骨折って
リハビリしてんだ wow wow
いつの日か君に届くならいいな
心につけたプロペラ時空を越えて
光の射す方へ
出典: https://twitter.com/DukeSyu/status/818638671947542529
それまでのメロディーから開けたようになるサビ。
雑多な日常を客観的に見下ろして、夢見たあげくどうしたらいいかもわからず彷徨い、行動に移しては空振りして失敗し、結局夢から遠ざかったり近づいたりしているということを歌っています。
しかし、そんな人生の中でも「光」はあるということを歌っているのです。
ドラえもんのタケコプターのように、汚れる前の少年時代の心にプロペラをつけたら、タイムマシーンで時空を超えて大人の自分を救ってくれるかもしれない。
そんなことはないとしても、きっと純粋だった頃の自分が描いた夢や希望を思い出せば、きっと人生も明るい方へ向かうのではないかということでしょう。
芸能人同士のハニートラップ、誰を信じて行けばいい?
「電話してから来てちょうだい」って
慣れた言い回しで 合い鍵をくれんだ
マスコミが恐いから 結局は貯金箱の中にそいつをしまった
誰を信用して 何に奮闘して この先歩けばいい?
デキレースでもって 勝敗がついたって
拍手を送るべき ウィナーは存在しない
出典: https://twitter.com/misosirukaraage/status/827511593491533825
「「電話してから来てちょうだい」って慣れた言い回しで 合い鍵」をくれた女性はきっと芸能人だったのではないでしょうか。
結局マスコミが恐いという理由で行かずにしまったことが描かれています。
やっと夢に届いたと思ったところで、誰を信用して、何に奮闘して行けばいいのかわからない混沌とした世の中。
勝者は存在しなくてもデキレースの勝敗ばかりが横行し、敗者ばかりが蠢いているという歌詞は、現実を映し出しているのでしょう。
まっすぐに夢を目指すこともできない汚れた世界を嘆いているのですね。
僕は月夜に歌う虫けら、だから光の射す方へ飛ぶ
僕らは夢見るあまり 彷徨って
大海原で漂って
さぶいぼたてんだ wow wow
もっとこの僕を愛して欲しいんだ
月夜に歌う虫けら
羽を開いて 光の射す方へ
出典: https://twitter.com/_MrChildrenbot_/status/854331846418587649
大海原を漂うように何の手がかりもないままに彷徨いながら夢を目指す「僕ら」は、時に理想と現実の違いにシラけたり、怯えたりしてさぶいぼを立てていると自分の愚かさを歌う歌詞。
それでも、「愛して欲しい」と一晩中歌って求愛をする虫のように歌い続け、本能のままに光の射す方へ向かうという歌詞。
低俗でも、雑多でも、混沌としていても、自分の信じた「光の射す方へ」向かえばいいということを歌っているのではないでしょうか。
おわりに
Mr.Childrenの「光の射す方へ」の歌詞解釈、いかがでしたか?
ショッキングな歌詞で現代社会に皮肉を飛ばしつつ、そんな世界にとらわれずに「光の射す方へ」ひたすらに進む、そんな生き方が歌われていましたね。
日常生活に嫌気が差した時、この曲を聴いてみてはいかがでしょうか。
心が無駄なものから解放されたような気持ちになるかもしれませんよ。
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