これは、サビの部分になります。

1番の歌詞は、恋人の別れを決意した男性の心情を表しています。

この歌詞の前に、「出会う前からわかってたこと」という歌詞があります。

別れを迎えることは、偶然ではなく必然であったということがわかります。

その運命のような必然を、”あなたは帰る あの日の場所へ”という部分で、自分がいなくなっても出会う前の生活に戻るだけだから大丈夫だよ、と言っているようで、なんとも言えない切ない印象を与えます。

2人の人生は、それぞれ別々の道があったのでしょう。

淋しくないわけじゃない

これからいくつ
いびつな夜明け
ひとり迎えるだろう

出典: https://twitter.com/yoakesong_bot/status/922817916839399424

別れを切り出す男性ですが、一度愛した人がいなくなることへの不安はあります。

これまで共に過ごしてきた時間は、人生の中でかけがえないものの一つなのです。

朝目覚めた時、隣にいない恋人を感じることで孤独になる決意の表れとも解釈できますね。

男性だって、淋しいのです。

あの頃の気持ちは

時間を止める魔法は
僕にはなかったみたい

出典: https://twitter.com/lyrical_sailing/status/940501299316924416

一緒にいた楽しかった時間。

その時間のまま止まってくれていれば、別れがくることなんてなかったのかもしれない。

けれど、僕にはそんな魔法のような力はなかったよ。

ごめんね。

・・・と、この歌詞から読み取れる男性の心情が表現されています。

うーん、切ないですね。

例えば、別れた後、楽しかった過去を思い返す時があったりしますよね。

一度は心から愛した人であれば、ずっと一緒にいようと誓った頃に戻りたいとさえ思ってしまうものです。

しかし、そこには別れに至る理由が存在している以上、一緒には居られないのです。

また、笑って会えるといいね

想いは想いのままで
消え去る理由もないさ
ただ懐かしく思える頃には
会えたらいいね
だから今は涙を拭きなよ
いつもの笑顔で...

出典: https://twitter.com/kasi_chem/status/940742213197119489

2人のこれまでの時間は、お互いの人生の中の通過点でしかない。

けれど、その時間はかけがえのないものでした。

将来また会えたのならば、お互いに笑って昔話ができたらいいね。

今まで、ありがとう。

・・・と、これはあくまでも個人的な解釈ですが、この2人の別れはお互いが次に進むための前向きな別れのように感じます。

”想いは想いのままで 消え去る理由もないさ”という言葉が、忘れたくなるような後ろ向きなものではなく、前向きな別れを表現しています。

恋人を想う気持ちは、素敵な思い出としてお互いの人生の中に刻まれていくのでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

別れを題材にした切ない歌詞は、辛い気持ちと前向きな気持ちの入り混じった複雑な心境を表現していましたね。

CHEMISTRYの曲には、他にも泣ける曲がたくさんあります。

そちらも一緒にチェックして、思いっきり泣いてすっきりしてみて下さい!

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