甘く交わしたダイアローグ そうスパイラルじゃ ただIT'S A SAD FOOL
ワンサイド染め変えれない 取り返せない SERVES YOU RIGHT!
幼いリジェクション 嘲笑って またPEEKABOO!
夜空へ舞った憂いを SOME DAY, BREAK IT DOWN

出典: UNLOCK/作詞:KAHLUA 作曲:丸谷マナブ/Tobias Granbacka/Command Freaks

「ボクの話をちゃんと聞いて。

踊らされてるだけじゃ君はバカを見ることになる。

君は君の正しさを信じて。

君の反逆を“幼い”と笑うヤツもいるかもしれない。

新しい場所へ踏み出していく迷いや恐怖もあるだろう。

そんなものは夜空へ飛ばしちゃえばいいよ!」

こんな感じでどうでしょう?

君を応援したいんだ……!

感じ合えば 疾走してくSIGHTS 獲物を狙うダークスパイダー
戦って 知ってくSLIGHT FACT ミラー越しの 今日をREALIZE
GIVE IT! GIVE IT! GIVE IT! GIVE IT!
GIVE IT YOUR ALL WITH A WILL

出典: UNLOCK/作詞:KAHLUA 作曲:丸谷マナブ/Tobias Granbacka/Command Freaks

「君が動けば周りの景色も動き出す。

怪しいヤツらが君を狙っても君はもう戦えるさ!

君の中の真実を現実にしていく、今が“その時”なんだ!

そのためならボクは何でもするよ。

君のためになるのなら……、そう決めたんだ!」

「彼女」が自由になれるよう、強く強く励ましています。

そのためにはどんな協力もするから、と……。

2番の歌詞も同じように「彼女」への応援が繰り返されます。

「焦らなくていいんだ。

君はきっと、君が描いている景色に辿りつけるよ。

だから変わり続けることを恐れないで……」

主人公はただひたすら「彼女」の旅立ちの手助けをしたいと思っています。

Break your leg!

WOW I CAN BREAK A MASTER FAKE
WOW YOU CAN BREAK A MASTER FAKE
WOW WE CAN BREAK A MASTER FAKE
UNLOCK A MASQUERADE
I CAN BREAK A MASTER FAKE

出典: UNLOCK/作詞:KAHLUA 作曲:丸谷マナブ/Tobias Granbacka/Command Freaks

ただ「彼女の背中を優しく押してあげる」だけじゃ、ちょっとKAT-TUNらしくないですよね。

それが最後のこの部分なのかなと思うのです。

「オレはずっとついてきた嘘をブッ壊してやる!

お前も自分自身に嘘をついてきたんだろ? そんなもの壊しちまえ!

オレたちにそんな嘘なんてもういらない!

オレたちはもう嘘なんてつかなくていいんだ!

ほら、嘘なんて脱ぎ捨てて、本当のお前になれよ!」

と、急に男らしく訳しました。

最後のここは、メンバーが田口君に呼びかけてる部分に感じてしまって……。

新しい世界に飛び出す田口君を応援してる。

でも傍につきっきりで気にしてやるようなオレたちじゃない。

ショービジネスの世界では「GOOD LUCK!」の代わりにライバルにかける言葉があります。

それは「Break your leg!」です。

直訳すると「足を折っちまえ!」ですが、この場合は「やり切ってこいよ!」という意味です。

「BREAK」が何度も使われていたのでこの言葉を思い出しました。

PVは初回限定盤1のみ!

UNLOCK(KAT-TUN)は4人体制のラストソング!PVは初回限定盤1に収録!その歌詞の意味とはの画像

4タイプが発売されています

「UNLOCK」は、初回限定盤1、2と通常盤、そして謎の「怪盗山猫盤」があります。

「山猫盤」は日テレさんのweb限定で発売され、潔く「UNLOCK」しか収録されてしません。

「UNLOCK」のPVが見られるのは初回限定盤1です。

「2」は「KAT-TUNの世界一タメになる旅!」のテーマソング「GREATEST JOURNEY」のPVです。

公式画像はなかったのですが、歌っている映像はこちら!

UNLOCK/KAT-TUN

PVの内容は……?

PV前半ずっとモノクロです。

鉄のタワー(電光掲示板?)が並んでいるところで踊り歌う4人。

切り替わると巨大な唇のオブジェの前になります。

歌詞の中に出てくる「GIRL」の象徴のようです。

唇は石膏(せっこう)のように妙に艶(なま)めかしく、触るとすべすべしていそうです。

ここから徐々に映像にカラーが混じります。

そして登場するスプレー缶。

上田君が噴射するとカラー画面になり、周りに墨汁のような水玉がいくつか跳ねています。

モヤが払拭されたイメージなのでしょうか?

でも結局、また映像はモノクロに……。

スプレー缶が何度も黒い霧を吹き出していて、不安の源のようにも見えます。

最後の最後にもスプレーが宙を舞い、ブラックアウト……。

ちょっとスッキリしない終わり方ではありました。

入口出口、田口君!

思い出すのはいつも笑顔

UNLOCK(KAT-TUN)は4人体制のラストソング!PVは初回限定盤1に収録!その歌詞の意味とはの画像

こんな風に書くと、まるでこの世からいなくなった人みたい……。

これでは田口君らしくないですね!

田口君は2017年に個人事務所を設立し、ソロデビューを果たしています。

「思い描いた夢」に向かって走っている途中なのでしょう。

でも、田口君はどんな時もメンバーを、ファンを一生懸命盛り上げてくれました。

その姿が亀梨君、上田君、中丸君と共にいないのはやっぱり寂しい。

田口君の存在感を改めて知らされてしまいます。