夏休みの前の日 長いあの坂道で
みんなで夏祭りに行こうって
あなた笑ってた
蝉の声が激しくなって
指折り数える夏祭り
浴衣いくつも選んでみたよ
あなたに褒めて欲しいだけで
出典: 夏の音/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
「みんなで」という条件つきでも、「あなた」と夏祭りにいけるというのは恋する主人公にとって絶好のチャンスですね。
激しくなっていく蝉の声が、夏が深まっていく様子を想像させます。
「あなた」に可愛いところを見せようと悩む様子は、恋する女の子らしさが出ていて可愛らしいですね。
楽しみなイベントまでの日数を指折り数える、という経験は、実際にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
そんな夏のワクワクが伝わってきます。
花火の音の中で
あなたへの想い 届け夏花火
時は戻らずすぐ過ぎてくから
花火の音に紛れ隠して
あなたに好きって言うの
出典: 夏の音/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
「あなた」への想いを抱えるこの夏という時間も、今しか存在しないものです。
いずれあっという間に時間は過ぎて、学生生活の終わり、「あなた」との別れもやってきます。
だからこそ、今この瞬間に「あなた」への想いを届けるのです。
花火の音に紛れて、他の皆に隠れて「あなた」にだけ想いを伝える。そんなドキドキする光景が描かれます。
ずっとあなたのそばに
人混みで はぐれそうになるときは
あなたを掴んでいたい
私のこと どうか気づいて
花火のように消えないで
出典: 夏の音/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
「はぐれないように」ともっともな理由をつけて「あなた」と触れ合う。そんな甘酸っぱい恋の光景がくり広げられる歌詞です。
花火はとても綺麗なものである一方で、その輝きは一瞬でとても切ないものでもあります。
そんな花火と同じように「あなた」がいつか自分の前から消えてしまうことに、主人公は耐えられないのでしょう。
だからこそ、「あなた」が自分の気持ちに気付いて、ずっと自分と一緒にいてほしいと願います。
ある夏の恋の風景
あなたを見るとドキドキしてる
今夜 最後の大きな花火
二人の影と赤 青 黄色
今年も夏が過ぎる
出典: 夏の音/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
花火を見上げる「あなた」の横顔を主人公がこっそりと眺める様子が、大きな花火に照らし出されます。
最後の大きな花火は、楽しかった「夏祭り」というイベントの終わりを意味しています。
ほら夏の音(ね)が響き夜空に
二人 世界を照らしあまねく
いつしか咲いた恋の花火が
奏でた物語 私の夏の恋
出典: 夏の音/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
曲名にもある「夏の音(ね)」とは、大きな「音」を奏でる夏の風物詩である花火の音を指しているのでしょう。
花火が咲くように「あなた」への恋が芽生え、その想いが描いたとある夏の物語。それがこの「夏の音」という曲の歌詞です。
夏の恋が実ったのかどうか。その結果は花火の下で描かれたたくさんの恋によってそれぞれ違うものでしょう。
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第3位は「オレンジ」です。
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