18歳は世間の大体の事は把握しています。
いいえ、把握させられたのです。
把握せざるを得なかった状況がありました。
そして、無理矢理大人であることを必要とされたのです。
しかし、18歳はもうこの大人であることを止めようとしています。
正しいこと
何もかもが光って 妬ましく思えた
あの夜 僕はどうしても
笑えずにいたんだよ
マイナスの感情は
マイナスでしかないの?
Oh oh
僕は僕でしかない
Yes I know I'm right
(そう僕は間違ってない)
Yes I know I'm right
(そうだ、わたしは正しいんだ)
出典: Philosophy/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
頑張る18歳は楽しむ18歳を僻んでしまうのです。
本当は、こんなに頑張りたくもない。
やりたいことをやりたい。
そんな思いを胸にしまい、生きている18歳はだんだんと嫌な性格になってしまいます。
そんな生活をしていると気づけば、笑えなくなってきました。
18歳はそんな自分さえも受け入れてくれない世の中に嫌気がさします。
自分自身は世界中どこを探してもたった1人だけ。
代わりなんてどこにもいないのです。
自分だけの個性を活かして、自分自身の可能性を信じて生きていきたい。
そんな彼の思いが窺えます。
無理強いされる世の中
頑張ること
下向いてたら「上向きなさい」って
無理矢理「頑張らされた」
でも下向きながら 目線だけ上げて
睨む方が僕らしいや
出典: Philosophy/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
下を向いてしまう時は、下を見たままでいいでしょう。
無理矢理、顔を上げても見たくないものばかりが見えてしまいます。
見たくないもの、見る必要のないもの、見る価値がないもの。
そんな自分自身に必要ないものを取り入れてしまうことになります。
無理矢理頑張っても、全てを悲観的に見てしまいます。
そうすると、「自分は何をやってもダメだ。」という気持ちを抱き始めます。
それが、本当の負のループの始まりです。
自分に逆らって、誰かに従っていれば自分自身を見失うのです。
そんな風に生きてもいいことなんかありません。
ただ、自分が嫌な奴になっていって、さらに自分が嫌になっていくのです。
自分の概念
僕の哲学は揺れ続けるだろう
それでいいだろう あてもないまま
抗っていこう
出典: Philosophy/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
そんなことを考えながら生きていると、自分の概念は揺らぎます。
「こうありたい。」という、自分の理想像が崩れ去っていくのです。
自分が築いてきた、自分自身の世界が狂っていきます。
それでも、いつかは「こうなりたい。」という思いを貫きたいはず。
しかし、その理想像を再び構築していくのは難しいのです。
それでもどうにか、もう1度自分の理想を取り戻します。
1人でも強い
誰もが束になって 僕をどう批判したって
何事もない顔して ねじ伏せればいいのさ
マイナスの感情は
マイナスで×ればいいよ
僕は僕でしかない
Yes I know I'm right
(そう僕は間違ってない)
Yes I know I'm right
(そうだ、わたしは正しいんだ)
出典: Philosophy/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
「レールに従う」という集団からはみ出してしまったら最後。
周りから後ろ指を指されてしまうのです。
人と違って何がいけないのでしょうか。
自分のやりたいことをしてはいけないのでしょうか。
親や学校が全てではないのに。
その圧に負けて、結局またレールに従ってしまいます。
自分自身の考え方がマイナスだったとしても、プラスに変えればいいのです。
人と違う道に進んでも何も問題はありません。